409《Chinen》 ページ16
知「あ、いた」
伊「ほれ、映画のチケット」
無事伊野ちゃんと合流して映画館へ直行した
知「ポップコーンどうする？」
伊「食べ切れる自信ない」
知「じゃあRサイズをシェアしよっか」
伊「いいね〜、カップルみたい」
知「キモ」
伊「ヒド」
ポップコーンとコーラ2つをもって指定された席に座る
…何故かカップルシートだけど
知「…」
伊「…ごめんなさい」
無言で伊野ちゃんを睨めば直ぐに謝ってきた
謝るなら最初からしなきゃいいのに…
・
・
・
伊「いやぁ〜、あの女優さんめっちゃ美人だったわ〜」
知「そういうことでかい声で言うの辞めてくんない？恥ずかしいんだけど」
この人、映画中も
『うわぁ〜、この人色っぺぇ〜』とか
『ねぇ知念！見てよ！チューしてる！』とか
別に恋愛モノでもなんでもないSFモノなのに…
知「もう伊野ちゃんと映画観ない」
伊「えー…」
知「…はぁ、僕もタピオカ飲みに行って大ちゃん達のデートの邪魔してくれば良かったなぁ〜」
伊「え、デート！？」
知「Aと大貴の2人で」
伊「…あのチビ、やるじゃないか」
伊野ちゃんにも聞こえるように大きなため息をついて、映画館を出た
もうこの人は僕の手には負えない←
伊「ちょ、知念ちゃん〜…」
知「キモイ」
伊「ごめんって」
鋼の心を持った伊野ちゃんはどれだけ罵声を浴びせようと気にしない
そりゃあ母親から言葉の虐待を受けてても気づかないわけだ
伊「…ねぇ、」
知「今度は何」
伊「あれ」
知「ん？」
伊野ちゃんが指さした方を向けば、2人の人とでっかい黒い車が
…てかあれやばくない？
だってあれって…
伊「誘拐してるとこだよね？」
知「…だよね」
どうする？
学校帰りだからナイフや銃を持っている訳では無い
まあ素人だったら素手でも戦えるのだが…
もしかしたら相手はプロかもしれない
下手に動いたら…
なんてことを考えていたら、隣にいた伊野ちゃんがスっと歩き出した
伊「すいませーん、道に迷っちゃったんですけど〜…」
1人が伊野ちゃんの方を向いた時
伊野ちゃんは固まった
伊「え…」
その人は狂ったうさぎのような仮面をつけていた
まるで何人もの人を食い殺してきたような…
伊「っ…その仮面似合ってますね」
知「あのばかっ、何言って…」
？「オマエ…ココデナニシテル」
知「！？」
突如機械的な声が後ろから聞こえてきた
そして口を布で塞がれて意識がなくなった
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祐莉 - こちらこそコメントありがとうございます！ これからも読むの楽しみにしてます！ (2019年8月11日 10時) (
レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 祐莉さん» 毎度コメントほんとうに嬉しいです！長くなってしまうため、質問の答えを最後に書いたのですがどうですかね？また分からないことがあったらバンバンコメントしちゃってください！語彙力がないので質問をいただけて本当に助かってます！これからもよろしくお願いします！ (2019年8月10日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - かすたーどさん» コメントありがとうございます！楽しみにして下さってほんとに嬉しいです！これからも楽しませられるような物語を書いて行けるように精進します！これからもよろしくお願いします！ (2019年8月10日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - オムライスさん» コメントありがとうございます！最近は更新が遅くなってきてしまって…すいません！これからもワクワクさせられるような物語を書いていきたいと思っているので、これからもよろしくお願いします！！ (2019年8月10日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - りぃささん» コメントありがとうございます！この小説を好きと言って下さってとても嬉しいです！学校に行きたくないなぁ…って思う時に学校の事を書いて不満をぶつけてみたりしてますwこれからも頑張っていくのでよろしくお願いします！ (2019年8月10日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alice | 作成日時：2019年5月3日 0時
