276《takaki》 ページ29
高「ハァ…ハァ……っ、」
みんなから離れなきゃ
その一心で逃げてきた
もうみんなを傷つけたくないから
あの日みたいに、大切な人を自分の手で失いたくないから
高「ごめん…」
光くんや裕翔、伊野尾くんに申し訳ないことをしてしまったけど
許してくれ
多分…絶対に会うことはないから
ごめんねって言えないけど
皆ならきっと分かってくれるよな
高「っ…」
もう大切な人をこの手で殺さない
そのためには、1人で生きるしかないんだ___
__________
_______
____
高「ケーキうんま!」
高姉「ちょ、雄也綺麗に食べてよ」
高母「3人とも、明日学校なんだからはやく食べてはやく寝なさいよ」
高父「ただいま。ケーキ食ってんのか?」
高母「あらおかえりなさい。雄也がバスケで優勝したのよ」
高父「へぇ…すげえな、おめでと」
高「凄いだろー!」
高姉「雄也うるさいっ」
いつもとはちょっとちがう、幸せな1日だった
みんなが俺の事を祝ってくれて
みんなが笑顔だった
寝る前までは…
・
・
・
高「おやすみ」
高母「おやすみなさい、」
23:00
いつもよりちょっと遅い時間にベッドに入った
そして、今日の幸せを思い出していつの間にか眠りについた
・
・
・
?「________きろ…起きろ!」
高「…ん……」
誰だ…こんな夜中に…
?「お前が殺したのか!?」
高「…へ?」
何を言っているのかさっぱりわからない俺は、手元のヌルッとした感覚に違和感を覚えた
辺りは暗くてなんも見えない
右手を持ち上げてみると、カランカランと何かが床に落ちた
高「…何?」
?「何って…包丁だろ!」
高「ほう…ちょう?」
パチッという音がして、部屋が明るくなった
その瞬間に見た光景は残酷で
一生脳裏から消えないものとなる
高「へ…な、んだよ…これ…」
?「なんだよじゃないよ!お前が殺ったんだろ!」
高「お、れが…?」
確認するように手を見ると、真っ赤な液体がべっとり着いていて
洋服にもたくさん血が飛んでいた
血を流して倒れている家族
血で汚れた自分
血塗れの包丁
こんな光景を見たら、答えはひとつ
高「俺が…殺した?」
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祐莉 - ありがとうございます。お願いします。楽しみです♪ (2019年2月9日 0時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます!もうすぐ登場しますよ!!長い間お待たせしました!年表は、現在の年齢と仲間になった時の年齢、出来事(明かされた人のみ)でよろしいですか??他に書いて欲しいことがありましたら言っていただけたら書きますので遠慮なく言ってください (2019年2月8日 21時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - まだ過去が明かされていないメンバーもいますから、入った時期だけでも嬉しいです♪ もし出来たら年表お願いします。 (2019年2月8日 18時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - お久しぶりです♪楽しく読ませてもらってます。そろそろ岡本君登場かな?楽しみです♪ 後パート6になって今までの事件や過去の事件を読み返していて気になったので、主人公含めたジャンプのみんながそれぞれチームに入った時期の年表が見たいと思いました♪ (2019年2月8日 18時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - yukinaさん» コメントありがとうございます!!1日最低1話は更新するように頑張りますので、これからもよろしくお願いします!!応援、ありがとうございます! (2019年1月21日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Alice | 作成日時:2019年1月17日 22時