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271《arioka》 ページ24

有「えっと…鍵…鍵……」


光くんに言われて鍵を探しに来たのだが…


有「あーもう!あんなちっちゃい鍵をどう見つけろってんだよ!」


今の季節は夏

庭には草が生い茂り、手錠用の小さい鍵を探し出すのは難しい


有「…けど、見つけないと高木あのままだしなぁ」


一生懸命草をかき分けて鍵を探す


「何探してんの?」

有「あ…Aちゃん…」


探していると、Aちゃんが後ろに立っていた

これは言うべきなのか言わないべきなのか…


山「鍵、探してんのか?」

有「あ、山田!」

「鍵?鍵を見つければいいの?」


俺が言わないという決断をした時、Aちゃんの後ろから歩いてきた山田がナチュラルに“鍵”という言葉を口にした

それを聞いたAちゃんは、何の鍵かを聞かずに俺の近くを探し始める


「どれくらいの大きさ?」

有「えっ、と…」

山「結構小さめの」

「わかった」


いつの間にか山田も鍵を探し始めていて、3人で鍵を探した

これが冬だったら簡単に見つけられたのかな

なんて呑気なことも考えながら探した


「あっ、もしかしてこれ?」


15分程して、Aちゃんが小さな黒い鍵を見つけた


山「多分それ」

有「俺、届けてくる!」


Aちゃんから鍵を受け取って、ても洗わずに光くんの元へ届ける


有「はいっ、光くん鍵…を…え?」


さっき来た部屋なのに

さっきとは全然違う部屋に思えた


有「光くん!?伊野ちゃん!?裕翔!?」


光くんと裕翔は本棚の下敷きになり

伊野ちゃんは壁に体をあずけ、顔を歪ませていた


有「どう…したの…?」


俺は応えて欲しかった

これは夢だって

だけどそんな応えがこないことは、さっきは開いていなかった窓を見て分かっていた

高木は窓から逃げたんだって

そんなこと、わかっていたけど…

頭の悪い俺は目を背けて

皆に夢だって言って欲しくて

『どうしたの?』

そう聞いたんだ__________

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祐莉 - ありがとうございます。お願いします。楽しみです♪ (2019年2月9日 0時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます!もうすぐ登場しますよ!!長い間お待たせしました!年表は、現在の年齢と仲間になった時の年齢、出来事(明かされた人のみ)でよろしいですか??他に書いて欲しいことがありましたら言っていただけたら書きますので遠慮なく言ってください (2019年2月8日 21時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - まだ過去が明かされていないメンバーもいますから、入った時期だけでも嬉しいです♪ もし出来たら年表お願いします。 (2019年2月8日 18時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - お久しぶりです♪楽しく読ませてもらってます。そろそろ岡本君登場かな?楽しみです♪ 後パート6になって今までの事件や過去の事件を読み返していて気になったので、主人公含めたジャンプのみんながそれぞれチームに入った時期の年表が見たいと思いました♪ (2019年2月8日 18時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - yukinaさん» コメントありがとうございます!!1日最低1話は更新するように頑張りますので、これからもよろしくお願いします!!応援、ありがとうございます! (2019年1月21日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Alice | 作成日時:2019年1月17日 22時

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