検索窓
今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:87,825 hit

178 ページ30

知「ぅあああああああぁぁぁ!」


耳を塞ぎたくなるような侑李の悲鳴が響いた


横「いいね〜」

「やめて!お願い!」

横「じゃああんたがやるか?」


恐ろしい笑顔で聞いてきた男の人に応えることはできない


知「や…めろ…」

横「もういっぺんやりますか?」


侑李は苦しそうに頷く


「やめて!侑李!死んじゃう!」

横「大丈夫大丈夫。死なない程度にやっとるから」

知「くっ、ああああああああぁぁぁ!!」


侑李の叫び声に、涙が出てくる


横「…また30分後な」


そう言っていなくなった


「侑李!」

知「…だ…ハァハア……い…ハァ…じょぶ……ハァ…」

「大丈夫じゃない!」


涙が止まらない

どうしてこんなことを?

お願いだからやめて…


知「ハァ…ハァ……ハァ…」

「ごめん…ね…」

知「ハァ…A…ハァハア…ちゃ…ハァ…ん……」


侑李から声が聞こえなくなった


「侑李?」


“死”という恐怖がどっと押し寄せる

死なないで…

やだ!死なないで!!!


すると、奥の方で銃声が聞こえた

何やら騒がしい


有「スレア!ルウラ!」

「ケイア!」


ドアを思い切り開けて出てきたのは大ちゃんだった

嬉しい気持ちでいっぱいになったが、油断をしてはいけなかった


「ケイア後ろ!」

有「うわっ…くっ…」


後ろには日本刀のようなものを持った人が大ちゃんに切りかかろうとしている


?「それで上手く避けれてるつもりか?」

有「は?…ぐっ…!」

「ケイア!」


大ちゃんは日本刀に避けるのに必死で、足を見れていなかった

相手の足は大ちゃんのお腹に見事当たり、大ちゃんはお腹を抱えてその場にうずくまってしまった


?「弱っちぃな」

山「おい、こっちだ」


大ちゃんに切りかかろうとしたやつに、涼介が後ろからナイフで切りかかる


?「おっと…」

山「クソッ…」


よく見ると、慧くんやひかるさんも誰かと戦っている

私のせいだろうか

皆が傷つく姿なんて見たくないのに

私が弱いから…

179《arioka》→←177《Yamada》



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (41 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
140人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Alice | 作成日時:2018年12月14日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。