broken emotion (ページ6)

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ﾉｯｸ「まじ馬鹿すぎる」

一言毒をはいてﾉｯｸは席をたった

ﾙｳﾗ「ﾉｯｸ？どこいっちゃうの？」

ﾉｯｸ「俺の部屋」

…愛想が全くないし怖い

ｹｲｽ「ごめん、本当は優しいんだけど人見知りでさ」

「あ、別に平気です。別に慣れてるので」

だって私は誰からも愛されてない人だから

誰からも必要とされてないから

だからいつもそんな反応されてたから気にならない

むしろその方が普通だと思う…

ﾚｲｱ「Aちゃんさぁ…怖くないの？俺らのこと」

「…はい？」

ﾚｲｱ「君のお母さんを殺したんだよ？」

ｹｲｽ「おいﾚｲｱまでやめろよ」

ﾚｲｱ「ねぇ、どーなの？」

「…怖くないです…ある方以外は…」

するとみんなが一斉に笑った

なんか変なこと言った？

ﾚｲｱ「ｱﾊﾊﾊﾊ Aちゃんサイコーｗｗｗ」

べつにそんなことどうでもいいんだけど…

てか、早く家に帰らせてよ…

せっかく"あの人"がいなくなったのに…

ﾚｲｱ「あ、一応言っとくけど、ﾉｯｸのことほんとだよ」

「え？」

ﾚｲｱ「君は俺たちとここに住む。もう決まってるから」

「ふざけないでください！せっかくあの人がいなくなったのに…」

ｹｲｽ「あの人？」

私は我慢出来なくなって建物から飛び出した

後ろからは私の名前を叫ぶ声

私は帰るんだ

取り戻すんだ

____私が失ったものを、あの人がいなくなった今