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有「Aちゃーん 起きてー!」

「有岡くん…?」

山「晩飯」

「ばん…めし?」


気づくとここは私の部屋


「運んでくれたんですか?」

山「・・・」

「あの…」

有「Aちゃん、敬語!」

「あっ…運んでくれた…の?」

山「あぁ、…んなことより飯」

「…ありがとう」


顔をあげると涼介の顔がみるみる赤くなっている


有「流石やまだ!!」

山「うっせーブス」

有「は!?」


早く飯食うぞなんて小声で出てった涼介

それをニヤニヤしながら見ている有岡くん


有「Aちゃん?」

「…え?」

有「こう言う時は笑う!」

「笑う…」


最後に笑ったのはいつかなんて覚えてない

なんで笑ったのかも覚えてない

けど…


多分"お母さん"に笑ったんだ

あの時の"お母さん"に___

38→←36《yamada》



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作者名:Alice | 作成日時:2018年6月29日 22時

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