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Aside
そしてまさにぃが静かに口を開いた。
柾哉「これ、見てほしくて。｣
匠海「池崎理人似の彼氏……！？｣
雄大「どういうことなん？｣
理人「待って…これ、俺やん。｣
洸人「……ん？｣
A「りーくんと一昨日、一緒にショッピングモールに行ったんだけど……、私のことは「INIの龍海A｣って気がついたんだと思うけど、リーくんのことは「INIの池崎理人｣って気づかなくて、彼氏っぽくなっちゃったのかも……。｣
こんなときでも優しく話を聞いてくれるメンバーのみんなに思わず涙が零れる。
威尊「泣かんでええ。｣
大夢「りゅうも理人も悪くないから。｣
将吾「けど問題は……｣
豊凡「どうやって伝えるか、だよね。｣
試しにMINIの子たちのSNSを見てみるけど、私の例の疑惑でいっぱいだった。
A「どうしよ……りーくんごめんなさいっ……｣
そうすると、りーくんはまさにぃと同じように優しく抱きしめてくれた。
理人「姫はなんも悪ないし……｣
洸人「インスタライブとか…本人が言ってんなら信じてもらえるんじゃね？｣
そっか、本人が嘘つくことは私的にはバレた時とかやばそうだし、つく人はいないのかな、。
そう思って、今まではみんなに甘えていたけど、今回は
りーくんと私の2人で配信を開始した。
明らかにいつもより来る人は多いし、コメント欄も予想はしていたけど、私の例の疑惑ばかり。
今回はしっかりとしたくて、笑顔は封印した。
A「皆さんこんにちは、INIの龍海Aと、｣
理人「池崎理人です。｣
A「今、ネットで池崎理人似の私の彼氏じゃないかと言われている人と私の写真がネット上にあがっていますが、それは理人くんです。｣
理人「2人でショッピングモールへ行った時のものです。｣
そういった途端、コメント欄は安心や驚きのコメントで
溢れた。
A「メンバーだとはいえ、2人で行ったのは事実ですし、他の方から見れば、そう見られていてもおかしくないです。今回は、皆様にご迷惑をおかけして大変申し訳
ありませんでした。｣
理人「ただ1つ言いたいことは、Aとあの写真に一緒に写っていた人は、僕です。大変申し訳ありませんでした。｣
そう2人で謝罪をすると、コメント欄には私たちを守ってくれるような方がたくさんいて、コメント欄はまたいつものような配信に戻ったようでとても安心した。
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作者名：【ゆづち MINI】 | 作成日時：2023年3月24日 12時
