【光良夜桜】両想い0パーセントから100パーセントまでの恋【イナGO】 (ページ11)

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Asid

？？「大丈夫か？床に座りこんでるが・・・。」

A「だ、大丈夫です。
何も・・・ありません。
ご迷惑おかけしました。ご、ごめんなさい。;;;」

私はすぐさまその場を去りたかった。
変な奴だって思われたし、恥ずかしいし。
立って喜峰くん達のところに戻ろうとしたら、腕を捕まれた。

A「っ！？！？;;;」

？？「待てよ。
お前、飯買いに来たんじゃねえの？
見たところ買った袋とか無いみたいだけどさ。」

A「あ、いや、その～・・・・・・。;;;;;」

？？「何だ？？」

A「ダ、ダイエット中なんですよ！;;;
ですから・・・。;;;;」

？？「ダイエット中だって言うのにわざわざ、
こんなに飯がたくさんある所に来るかよ。
本当の事を言え・・・。」

っ・・・・！;;;
この人、初めて会うっていうのに鋭い・・・。;;;
と言うより、もう言い訳はきかないな、これじゃ・・・。;;;

A「分かりました・・・全て言います・・・。;;;
実は～・・・・。;;;」

[説明中]

？？「なるほどな、弁当を忘れたあげく、金も持ってきてないのか。」

A「はい・・・・。;;;」

？？「ちょっと待ってろ。」

A「え・・・・？」

その人はスタスタとさっきのおばちゃんの所に行き、
パンを2つ買い、私の所に戻ってきて、1つを私に差し出した。

A「え、あの、迷惑じゃ・・・。;;;」

？？「大丈夫だ。
それにお前、1年だろ？
新しく来たばかりで、まだ何も分からないだろうから、仕方ない。
ほら、せっかく買ったんだ。
ありがたく、貰え。
じゃあな、今度は忘れるなよ。」

少し強引にパンを私に持たせ、その人は行ってしまった。

A「・・・・・・・あ！お金！それに名前聞き忘れた！！！;;;」

気づいた時には、その人はもう何処にも居なかった。

A「お礼も言ってないや・・・。
また、会えるよね・・・・。」

私は、その人から貰ったパンを大事に持って喜峰くんのところに戻った。