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田島side



AちゃんはいつもBクラスの人が周りを固めてて、全然お話できない

しゃべりたいなー


そう思ってたらAクラスの部屋のドアが開いて

テンションの高い匠海くんが入ってきた



尾崎「みんな!すごい人連れてきた!!」

西「だれ?」

尾崎「お昼ご飯のときに捕まえましたー Aだよ! 入って!!」

 

 「えっと、おじゃまします」


西「マジで。ヤバ。仲良くなろ。」

西島「西くんだけずるいです。僕もAさんと話したいです。」

小池「僕もです。」



「みなさんお上手なので、色々教えてほしいです。」


西「もっと気楽にいこうよ。敬語なしで。」


尾崎「そうだよー。A緊張してるでしょ。」


「うん」


西「A博多弁しゃべってー」


「え。いやです。西くんにはしゃべりません。」


西島「あーあ。洸人くん嫌われちゃいましたね。」

西「絶対嫌われてない!はず。」



俺も話したいんだけどな。

ちょっとタイミング逃しちゃって、みんなの中に入れないでいると

急にAちゃんが近くまでやって来た。



「田島くんですよね。オンタクトのときから上手だなーって思ってて。

  クラス分けのときのステージもすごかったです。」


田島「ありがとうございます。」


「ずっと話してみたかったんです。」


そう言ってにこっと笑うAちゃんはとってもかわいい。


「俺もAちゃんと話してみたかったです。

  将吾って呼んで」


「将吾くん!」
 

田島「AちゃんいつでもAクラスに遊びに来てね」

「うん」


匠海「A俺のために来てくれんの。ちょー嬉しい」


「匠海くんのためじゃありませーん」


西島「匠海くんドンマイです。」



匠海くんAちゃん連れてきてくれてありがとう。

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作者名:みは | 作成日時:2021年8月2日 12時

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