＊＊＊の話 ページ41
…世界は無知のままが1番美しい。
誰もが見たことない景色を、そのまま留めておけるのだから。
純粋なままで、誰にも汚されることなく。
だからこそ。
ワタクシの関連事項も、
消えたままが一番いい。
【えぇ、そうよ。最初からワタクシは何も忘れてなんかいなかった】
『彼女に成りきるための、ダウトに過ぎなかった』
「演技は疲れるわ」
«それでも、この世界を救うのには仕方がない犠牲だった»
〈ワタクシと灰崎Aが同じ対称存在であったからこそできた唯一のこの方法〉
【待ってて。もうすぐワタクシも貴方も開放されるから】
『ワタクシならもう、平気なの。あとは貴方だけ無事なら、それでいいの』
未だに雨が降り続いていた。
ザァザァと体を激しく打ち付ける雨粒には、少しだけ異臭が混ざっていた。
そこらじゅうから掻き分けて集めまくった新聞紙も、もはや極限まで吸い込んでしまったらしく、もう使い物にはならなかった。
どうしようかと脇道の間で座り込む。
ふと首を上に向けたところ、空は黒雲に覆われていた。
それは雷を纏っており、自分はこのまま死ぬのかと思っていたその時。
少しだけ穴の空いた水色の布が視界に飛び込んできた。
「ねぇ、ぼくのいえにきてよ。…おねーちゃん」
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ジューガ(プロフ) - 尾崎紅葉さん» ついキャラがやり易くてつい…(笑)もしよろしければゆっくり作品読んでいってくださいね〜 (2018年10月8日 15時) (
レス) id: 9eafabe847 (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - ん？なんか青色の文字に覚えが……あッ！マギレコ！ (2018年10月8日 12時) (レス) id: f02ea9a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
綾子 - ジューガさん» はい。 また、読みに来た時に私の作品で感想もお願いします。 (2018年10月6日 15時) (レス) id: b7d309d2d4 (このIDを非表示/違反報告)
ジューガ(プロフ) - 綾子さん» 実はもう訪問しちゃいました…(笑)面白い作品でした！！お互い更新頑張りましょ！！ (2018年10月6日 15時) (レス) id: 9eafabe847 (このIDを非表示/違反報告)
綾子 - 私の作品の題名を教えますか? あとからすみません。 (2018年10月6日 15時) (レス) id: b7d309d2d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジューガ | 作成日時：2018年9月27日 10時
