第２３５話 ページ5
そのまま崩れ落ちている少女の横を歩こうとしたその瞬間。
辺り一面は、水面から黄色を帯びた白い光に覆われた。
『…っ？！何、これ』
【私の、あなたにたった一つの願いを叶える魔法をさずけます。ですが、これはまだ未完成です】
『だからアタシは！』
目まぐるしく回る世界の中で、右腕を伸ばしたその先は何も掠ることなく空を掻いた。
どこかで聞こえる、高い声を耳にしながら、ゆっくりと意識を無くしていった。
『…っ、うぅ。頭のなかがクラクラしやがる…』
寝過ぎたせいか、少しだけ足元がおぼつかねェ。
ハァ、とアタシは小さく息を吐き、額に手を置いて小さく頭を振った。
ふと自分の手首を見やると、そこには青と白のボーダーの袖があり、足も白いズボン…て。
やっべ、ジャージのまま寝たのか？！
下はどうにかなるとして、上は羽織を腰に巻いて黒いTシャツで動けば良い、あぁそうだ。
そのまま食堂へ向かっていると、とある部屋からメンバーの話し声が聞こえた。
何があったのだろうかとスイッチに触れようとしたところ。
向こう側の誰かが開けたのか、いきなり扉が開いたのだ。
咄嗟の判断で左に体をずらした結果、ピクピクゥ…！と甲高い声が辺りに響く。
は、と声を漏らしながらそちらへ顔を向けると、そこには黄色の謎の生物がふよふよと浮いていた。
ンだよこれ、誰かのペットかァ？
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ジューガ(プロフ) - 尾崎紅葉さん» ついキャラがやり易くてつい…(笑)もしよろしければゆっくり作品読んでいってくださいね〜 (2018年10月8日 15時) (
レス) id: 9eafabe847 (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - ん？なんか青色の文字に覚えが……あッ！マギレコ！ (2018年10月8日 12時) (レス) id: f02ea9a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
綾子 - ジューガさん» はい。 また、読みに来た時に私の作品で感想もお願いします。 (2018年10月6日 15時) (レス) id: b7d309d2d4 (このIDを非表示/違反報告)
ジューガ(プロフ) - 綾子さん» 実はもう訪問しちゃいました…(笑)面白い作品でした！！お互い更新頑張りましょ！！ (2018年10月6日 15時) (レス) id: 9eafabe847 (このIDを非表示/違反報告)
綾子 - 私の作品の題名を教えますか? あとからすみません。 (2018年10月6日 15時) (レス) id: b7d309d2d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジューガ | 作成日時：2018年9月27日 10時
