問題児47 ページ2
結斗と天音と愛音には先に家の方向まで歩いてもらう。
耀を腕に抱えながら、公園の前でバレー部に向きあった。
｢ほんまに今日はおおきにです｣
北｢いや、大丈夫やで。
こいつらも楽しんどったしな｣
侑｢結斗中1なのにめっちゃバレー上手いな！？｣
治｢しかも、身長もあるしええなぁ｣
｢ふふっ、伝えとくわ本人に。
きっと喜ぶで｣
角名｢子供は元気だね…｣
銀｢角名は振り回されとったなぁ｣
尾白｢まぁ、体力作りやいい経験やろ｣
誰も困った顔をする人もおらず逆に励ましてくれる姿に嬉しく思った。
｢ほんまにありがとうさん！
ほな、気をつけて帰りや？
…ほら、耀も挨拶しやんと。
特に北さんには可愛がってもろたやろ〜｣
その言葉を聞き北さんがAの抱き抱える耀まで顔を近づけた。
耀｢北にぃ…おおきに｣
北｢おん、またな耀｣
｢ん〜、耀偉いでぇ｣
お礼を言う耀をたくさん撫で回してほな行きますわと伝えた。
皆が手を振ればAの代わりに耀が手を振ってその日は解散となった。
その日の夜ご飯は耀の大好きなものをたくさん出して、それに大きなケーキも置いた。
おめでとうとみんなで伝えれば耀は嬉しそうに微笑んだ。
今日は双子を結斗に任せて耀とお風呂へと入り、最後に誕生日プレゼントを渡した。
そのプレゼントは高価なものでは無い、ただのキーホルダーだけれども、Aとお揃いということもあり、耀は喜んだ。
今日1番のいい笑顔だったことは覚えている。
そんな風に少し波乱の誕生日会は幕を閉じた。
ふと、布団の中で考える。
どうして、結斗が楽しそうにバレーをしてる姿を見て胸が痛んだのか。
どうしても理由は分からなくて、次第に眠くなった脳は考えることを放棄した。
次の日も、またその次の日も…いつもと変わらず日にちは過ぎていった。
少し変わったことと言えば治の分もお弁当を作るようになった事と、少しバレー部との距離が近くなったことぐらいだろうか。
相変わらず侑とは仲が悪いが、傍から見れば仲良さそうに見えるらしい。
それから2回目の体育祭実行委員会が開かれた。
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7℃(プロフ) - みんみんさん» いつもみんみんさんがコメントしてくれるのでまだ見てくれる方がいるんだと実感し頑張れます、ありがとうございます！そんなに沢山見てくださってるのならもっと更新頑張ります！！ありがとうございます！！好きです！ (2020年12月27日 18時) (
レス) id: edd2872306 (このIDを非表示/違反報告)
みんみん - もう、この作品好きすぎて！！ほんとに！更新されて気になってバッて読んで、2回目にじっくり読むことが習慣になってます！これからも更新頑張って！！7℃様、だっっっいすきです！ (2020年12月27日 10時) (レス) id: 6f58e756c0 (このIDを非表示/違反報告)
7℃(プロフ) - にゃーさん» こんにちわ！更新してます！特に土曜日は更新する暇あるので！！ (2020年12月13日 14時) (レス) id: edd2872306 (このIDを非表示/違反報告)
にゃー - こんにちは！更新されてるぅぅ！やっぱり侑素直やないなぁ。 (2020年12月13日 13時) (レス) id: bb97bc99e2 (このIDを非表示/違反報告)
7℃(プロフ) - みんみんさん» やっと少し余裕が出来たのでたくさん書きます！疲れすぎて倒れないように気をつけてくださいねえええ！ (2020年12月11日 13時) (レス) id: edd2872306 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：7℃ | 作成日時：2020年10月17日 19時
