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『放送室………
ってどこやねん！！！』
トントンやって、場所くらい教えてくれてもええやん…！
朝食を食べてから城をぐるぐると回っとるけど、放送室の場所は分かれへんわ、知り合いにも会わへんわ
ゾム、こういう時に出てきてくれてええんやで？
朝っぱらにいきなり来んのは心臓に悪いけど
『はあ…城広すぎる』
「それはめっちゃ分かる」
『やろ？しかも幹部の人も居らんし…友達が少ないんは困るわ…』
「じゃあ俺が友達なったろか？」
『うん、是非是非なってくr……て、え？』
本日何回目かの、誰か分からない人との会話
ばっと後ろを振り向くと、水色の髪の毛の猫っ毛で丸眼鏡の背の高い男の人が立っていた
背えたか、トントンくらい？それ以上？
てかこの人も見覚え……
「名前忘れてるらしいから自己紹介。暗躍部隊隊長、チーノです。幹部の中では比較的新人…って、お話したんですけど覚えてます？」
『あっ、うん、今思い出した…ました！』
chi「んは、ショッピが言うてた通りや。俺のにもタメと呼び捨てでええですよ、チーノって」
『うん、ありがとう…てかショッピ、みんなにべらべら喋り過ぎちゃう？』
chi「アンタが城に来る前からや、俺が聞かされてたのは……それより、どこ行きたいんです？」
『え…あ、うん、放送室行きたいねん』
俺が城に来る前からショッピは俺のこと知ってた？
いやでもこれは前聞いたわ
でも、俺ショッピと喋ったんは城に来てからが初めての筈なんやけど…お客さんとして来たんかな、全く覚えてない、申し訳ないけど
chi「あー、ロボロさんとこ…反対方向やな」
『げっ、まじ？』
chi「別に暇やから連れて行きますよ、Aさん？」
＊
チーノに手を引かれてやってきたさっきの場所の反対側
こいつ背が高い分歩幅が広い
それを気にしとらんから股裂けると思ったわ
chi「ロボロ〜〜〜居る？」
『返事ないな』
chi「まあええや、入ろ」
『お前新人だよな？？』
新人ってもっと遠慮してる感じやと思ってた
まあ、最も新人(?)の俺が言うべきことやないけども
勝手に扉を開けてズカズカと入っていくチーノ
俺はその後ろをこっそりと着いていく
部屋の中は少し…いや、かなり散らかってる
そこら中に散らばるプロテインの空袋や栄養ドリンク、あと、何かティッシュがいっぱい
初日以降ロボロ様とは会っとらんし、彼は基本この部屋で過ごしとるんやろか
そう考えてる間にも、チーノは道を作って部屋の奥へと進んでいった
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りす(プロフ) - 好きです〜！彼女に花より愛されてないって言われちゃう夢主君…ｗ。ずっと応援しています！頑張ってください〜！ (9月9日 12時) (
レス) @page48 id: 6cf6d64f42 (このIDを非表示/違反報告)
choco&minto - ｽｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ………ただただ尊い。作者様天才、神様、仏様。 (2022年4月30日 23時) (レス) @page48 id: d8e12cdfc5 (このIDを非表示/違反報告)
ミイナ(プロフ) - 童 貞って書いてエミさんって読むのね。(学習した。。)面白かったです。(良すぎて語彙力のない私には書けないっす。。。。 (2020年4月25日 10時) (レス) id: 50346d323c (このIDを非表示/違反報告)
一条(プロフ) - 名無しさん» コメントありがとうございます！ガチガチ過ぎず緩過ぎずを目指して精進しますね！皆様にも幸がありますように…… (2020年4月12日 22時) (レス) id: cc90688ec9 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - …1ついいですか？(勝手に言うけど)作者さん神過ぎでは？あ、長文&連続ごめんなさい！作者さんに幸あれーっ…なんて願います…w (2020年3月29日 3時) (レス) id: 0b974c36ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一条
| 作成日時：2020年1月7日 16時
