その愛を俺に…6 (ページ19)

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隆二side ページ19

Aは偽りのない可愛い笑顔で､

『でもまぁ､今となってはいい想い出になって来てるけどね？笑』

と俺を見つめた…

俺はAの口から

『想い出に変わって来てる』

なんて聞けるのは､

もっともっと先だとおもってたから､

びっくりして反応出来なかった…

隆「っ､」

それを分かってか､

Aは優しい笑顔で俺を見つめたまま話を続けた…

その笑顔を見ると､

自然と俺も笑顔になれた…

『お母さんも言ってたでしょ？
隆二が昔の私に戻してくれたんだって！』

隆「あぁ笑」

『それに､
私…臣くんや岩ちゃん､三代目メンバーの
お陰もあると思うんだぁー笑』

臣岩「え？」

『みんなが私に優しくしてくれるから！笑』

臣「A…」

『私､洋佑の為に…LDHに入って､
正直…初めは自分で『私…何してんだろっ』って､
バカらしくなってた時あったの…汗』

岩「Aちゃん…」

『LDHに入った所で洋佑の目が覚める訳じゃないじゃん？だから､LDHに入った事が正しいのか分からなかった…』

隆「………」

『けど､
隆二が話し掛けてくれて､
隆二と話すようになったら､
臣くんや岩ちゃんが話し掛けてくれるようになって､
それから健二郎さんやELLYさんってメンバー全員が声掛けてくれて､受付してるのが楽しくなってきたの！』

臣「そっか笑」

『うん！
だから､みんなにもすっごく感謝してるんだぁ笑』

岩「じゃあ､
もし､隆二さんじゃなく俺が1番最初に声掛けてたら俺に惹かれてた？笑」

『ふふっ笑』

隆「岩ちゃん？汗」

臣「ふはっ笑､
A？どうなの？笑」

『どうだろう…笑
誰が1番でも､
私はやっぱり隆二に惹かれてるかな？笑』

と俺が一目惚れした笑顔を向けてくれた…

その笑顔が可愛過ぎるのと､

スゲー嬉しくて恥ずかしくて､

俺は自分の顔が赤くなるのが分かった…

隆「っ／／」

『ふふっ笑』

隆「……それはマジで反則／／」

臣「ふはっ！顔真っ赤だし！笑」

岩「Aちゃんはやっぱ隆二さんなんすね！」

『うん！ね？隆二！笑』

隆「じゃねぇと困んの！」

『ふふっ､隆二？笑』

隆「ん？」

『これからもずーっと傍に居てね？笑』

隆「あぁ笑
Aがイヤって思うぐらい居てやる！」

『絶対思わないもん!!笑』

と照れ屋のAが俺の頬にキスをしてきた…