その愛を俺に…5

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今回は私が悪い事もっ､

隆二が言ってる事も分かるっ…っ､


でもっ､


私だって言いたい事あるもん!!







『なんでっ､
隆二のモチベーションとか機嫌とか､
どうでもいいのよ!!!!』




隆「……」




『私は…っ､今日だけじゃないっ!!
隆二と付き合ってからっ､
隆二の夢の為にっ､
隆二がLIVEで最高の歌が歌えるようにっ､
隆二がすっごくカッコイイ三代目の隆二で居れるようにって､
私はずっと気に掛けてきた事なのにっ､
どうでもいいとか､言わないで!!!!』







もうダメだ…っ､


自分の感情のコントロールが出来ない…っ､









〜隆二side〜

Aの気持ちを聞いて､


イライラして言った事を後悔した…







隆「っ､」







それにAが､


こんなに声を張り上げて､


俺に言ってくるのは､ほんと初めてかも知んねぇ…








『確かにっ､黙って行った私が悪いよっ､
けど…っ､
隆二の大切なお兄ちゃんを､
私も大切にしようって､
隆二の大切な人が困ってたら､
私も力になってあげたいって思うのは間違ってるの!?』




隆「……それとこれとは違うだろ？」




『一緒だよ!!
隆二に話したら､機嫌悪くなって､
行かなくてい！助けなくてい！
お前が気にする事じゃない！』




隆「っ､」




『絶対そーゆーもん!!!!
だから､送るだけならって黙って行った…っ､』








Aは俺を見つめてた目を逸らし､


俺のお腹に座り､


俺の顔の横にあった両手で自分の顔を覆った…









『でも……行かなきゃ…よかったっ､』








とさっきとは違って､


Aの声は弱々しくなった…








隆「A…」




『っ､隆二の元カノに会うならっ…っ､』




隆「……」




『会っただけならっ､
何の問題も無かったしっ､
LIVEで疲れてるのに､
隆二に逢いに来てないよっ…っ』




隆「っ､」




『今まででっ…､
隆二とが1番っ身体の相性がよかったんだって､
だから､今でも彼氏とやってても､
隆二との事を思い出すんだって…っ､』








っ､


俺がAの立場なら気が狂いそうになる…っ､




過去であっても､




Aの唇の感触や色白でキメ細かな肌…


あの色っぽくて､可愛い顔と声…


それに､


俺の知らないAを知ってる奴が居ると､


思うだけで､


嫉妬で狂いそうになるんだから…







『私の､隆二なのにっ!!って思ったら､
逢いたくなってきたのっ!!!!』








っ､負けたわ…

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