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臣side ページ32

隆二がAを連れて戻ってきて、


Aを帰る用意が終わってる俺と岩ちゃんに預け、


シャワー浴びに楽屋を出て行った…







臣「A、何があった?」




『っ、』




臣「送ったんだろ?」




『ぅんっ、』




臣「A?」






と俺は下を向いたままのAの頭に優しく手を乗せた…







『っ、行かなきゃ…っ、よかったっ、』







と苦しそうな声で言って、泣き出した…





岩ちゃんも心配そうにAを見つめてた…







臣「ん?話してみ?」




『っ、
昔の…っ、隆二を知ってる女の人がっ、居てっ』




臣「うん」




『その人はっ、当たり前にっ…っ、
私がっ、隆二の妻だって知らないからっ、
隆二と付き合ってたとかっ、
今まででっ、隆二が1番っ…身体の相性がよかったっ…とか…っ、結構…遊んでたんじゃないか……とかっ、』





臣岩「っ、」




『お兄ちゃんにっ、色々話し出してっ、
最後は…っ、まだ隆二を思い出す時があるってっ、』





臣「A…」




『私っ、
隆二が昔遊んでたとかそんな事は気にしてないのっ、』




岩「え?」




『ただ…っ、
私の知らない隆二をっ…その人が知ってるって事に嫉妬しちゃって…っ、
今は…っ、もうっ、私の隆二なのに…ってっ、』




臣「うん」




『それに…私はっ、自分に自信が無いからっ、
急にっ…不安になっちゃってっ、
そしたら、涙が止まんなくなっちゃってっ、
自分の感情がコントロール出来なくてっ、
どうしていいか分かんなくってっ、
隆二に…っ、安心させて欲しくてっ、
来ちゃいました…っ、』









Aは泣きながら、


自分の気持ちを一生懸命吐き出してた…






Aの後ろのドアにはサングラスを掛けた、


隆二が立ってて、


壁に持たれながら、腕を組み、聞いていた…








『っ…おみくんっ、がんちゃんっ、』




臣「ん?」




岩「なに?」




『私っ、こんなにも嫉妬っ…ってした事なくって、
分かんないんだけど…っ、』




臣「ん?なに?」




『それを正直にっ、隆二に話したらっ、
重く感じたりっ、面倒臭いって…っ思われないかなっ…っ、』









Aは困った顔をして、首を傾げた…








岩「俺の知ってる隆二さんは、
逆に喜びそうだけどなぁー!笑」




『え…っ、』




岩「Aちゃんにそれだけ自分が想われてるってさ!ね?笑」




臣「あぁ笑」






岩ちゃんの言葉に、


隆二の口元も口角が上がってた…笑

33→←隆二side



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Ri(プロフ) - kotaさん» 楽しみにお待ち下さい(*^▽^*) (2019年5月21日 9時) (レス) id: 7d8fcc308a (このIDを非表示/違反報告)
kota(プロフ) - ライブ後も気を抜かないでくださいよー臣くんと由奈ちゃんもお願いしますよ。ライブ後のイチャイチャ待ってます。 (2019年5月21日 0時) (レス) id: 1738584988 (このIDを非表示/違反報告)
Ri(プロフ) - kotaさん» このまま、何も無く収まって欲しいですね(/ω\) (2019年5月20日 23時) (レス) id: 7d8fcc308a (このIDを非表示/違反報告)
Ri(プロフ) - ユキさん» やっと隆二の姿が見れて、声も聞けましたね!(//∇//) (2019年5月20日 23時) (レス) id: 7d8fcc308a (このIDを非表示/違反報告)
kota(プロフ) - あららー元カノこりゃ絶対下心ありあり。隆二ここは突っぱねてね。DV夫から逃げたいなら弁護士でしょう。 (2019年5月20日 22時) (レス) id: 1738584988 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ri | 作成日時:2019年4月19日 1時

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