その愛を俺に…5

隆二side ページ1

Aのテンションが低いような気がする…




『夢叶､寝ちゃったね？笑』




隆「お腹もいっぱいになったからな！」




臣「寝顔､可愛いな！笑」




『でしょ！
寝顔が天使だって意味がママになって分かったもん！笑』








Aは笑顔で話してた…



さっきテンションが低い気がしたのは､



気の所為だったのだろうか…汗








N「確かに天使だよね！」




健「せやなぁー笑
メンバーの子でこんな可愛いんやから､
自分の子やったら､もっと可愛いんやろなぁ！」




隆「ほんと可愛いよ！笑」




岩「隆二さんの顔､ずっとデレてますもん！笑」




隆「そらデレるって！
ほんと､ヤバいぐらい可愛いもん！な？笑」




『え？あぁ､うん!!ほんと可愛いよ！笑』









やっぱりおかしい…汗









臣「A？体調悪ぃ？」









臣も気付いてたって事は､



気の所為じゃなかったって事だよな？汗









『え？悪くないよ？汗』




臣「無理すんなよ？」




健「初めての育児やしな！疲れるわな！」




『うん！
ほんと､初めてばっかりだからね！へへっ汗』








やっぱりなんか隠してるな…







隆「臣？」




臣「ん？夢叶か？」




隆「あぁ笑､ちょっといい？」




臣「いいよ笑
泣いたら､スマホ鳴らす！」




隆「あぁ笑」








俺は夢叶を臣の隣に寝かせて､



俺のシャツを掛けてやった…








隆「A？」




『ん？』




隆「ちょっと､おいで？」









Aの手を繋ぎ､立たせた…








『え？汗』




隆「いいから！
早くしねぇと､夢叶が起きる！」




『え？あぁ､うん汗』








俺はAの手を引き､個室を出て…



空いてる個室を少し借りて､入った…







そして､






Aを膝に座らせ､強く抱きしめた…








『え？隆二？汗』




隆「何か思ってる事あんなら､言ってみ？」




『え？』




隆「俺には分かる！」




『っ､』




隆「A？」








俺が優しく声を掛けると､



Aの目から涙が溢れた…








『っ……りゅぅじぃっ､』




隆「ん？」




『逢いたかったっ…っ､』





隆「A…」




『逢いたくてっ､逢いたくてっ､仕方が無くて､
待ってられなくて…っ､』





隆「うん」





『自分から逢いに来ちゃったの…っ､
なのに…っ､』




隆「ん？」




『りゅぅじぃ､ゆめか…ばっかりなんだもんっ､』







A…っ､

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