story：86 ページ37
『すみません阿笠博士、これ差し入れなんですけど、家にかあってから開けてもらえますか？』
阿「ああ、もちろんじゃよ。ありがとう。哀くんはどこにいるのかな？」
『彼女ならトイレに行くと言っていましたよ。』
そう話してその場を離れ、車で哀ちゃんと合流する。
『じゃあ、行きましょうか。博士には家に帰るのが遅れるとメールをしてね。』
ついたのは杯戸町のホテル。
そして2人である一部屋に入る。
その奥にいた人は…
哀「お姉ちゃん！！！」
変装を取った宮野明美だった。
哀「どういう事？お姉ちゃんは死んだのに。」
明「志保。私よ、宮野明美。」
哀ちゃんは最初は疑っていたが、家族だけの情報を共有したことにより姉だと確信した。
私については、明美さんが事前に準備をした偽装を手伝った人ということにした。
出会いのきっかけは大学時代、たまたま知り合って仲良くなった友人という設定にした。
哀「お姉ちゃん、一緒に住まない？」
明「私は死んだことになってるの。だから今は、ドイツで身を隠してるわ。だから一緒にはいられないの。」
『またになら私の電話から話せばいいわ。』
明「そうね、お願いするわ。」
哀「凛花さん、お姉ちゃんを助けてくれて本当にありがとう。」
そう言って泣き腫らした顔で何度も感謝の言葉を口にする。
『それより、顔を冷やしてきなさい。泣いたのがバレると私怒られちゃうわ。』
30分ほど姉妹の時間を作ったのち、哀ちゃんを阿笠邸に送った。
そこには憤怒の顔をしたコナンくんと沖矢さんがいた。
(まあ多分私怪しまれてるもんなー。しかも盗聴器と発信機がついた上着と靴は阿笠博士が持ってるし。悪いことしちゃったかも…。)
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nekonatsu6(プロフ) - これからも応援してます。頑張って下さい！ (2021年9月28日 14時) (
レス) id: d11df75cc6 (このIDを非表示/違反報告)
nekonatsu6(プロフ) - めっちゃ面白いですね！ちょっと聞きたいんですけど、救済って諸伏くんだけですか？他の松田くんとか萩原くん、伊達くんは生きてるんですか? (2021年9月28日 14時) (レス) @page9 id: d11df75cc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：池鎌 | 作成日時：2020年6月2日 8時
