【名探偵コナン】転生したので、黒の組織に入って救済します。2

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バキューンッ

銃声が響き、男が崩れ座る。

彼には二ヶ所、銃弾が掠った跡があった。

一つは私のもの。もう一つはおそらく赤井さんに変装したバーボンのもの。

咄嗟に指紋を拭き拳銃を元の場所に戻り、素知らぬふりをしてコナンくんに近づく。



『コナンくん！よかった無事で。助けられなくてごめんなさいね。』

コ「あ…いや、大丈夫だよ……。」

『みんなも、警察の人が来たから、一度外に出ましょうか。』



外に出ると、哀ちゃんと阿笠博士がいた。

哀「まあ、捕まえられて当然ね、江戸川くんとFBI捜査官がいたんだもの。」

ジョ「いや、今回は少年探偵団のおかげよ！」

光「ちなみに、FBI捜査官っていうのは、なりきりですね！」

ジョ「ええ、そう。なりきりよ…。」

『なるほど。なぜ英語教師がFBIなのかわからなかったんですけど、そういう事だったんですね。』

ジョ「そうそう。あははは。」



哀「どうしたの？浮かない顔して。」

コ「最後、犯人を拳銃で撃った人は2人いたけど、誰だったんだろうと思ってさあ。」

『うーん、多分人質の中央あたりに、銃を持った男性がいたような…。』

ジョ「それ本当！？彼はどこにいったの？」

『もう解放されて時間が経ってますから…。』



ジェ「誰を探しているんだね？」

ジョ「……それが……いえ、なんでもありません。今のは忘れて下さい。」

ジョディ先生はそう言って歩いて行ってしまった。

コ「ねえ、本当にわからないの？」

『うん、室内なのに帽子を被っていたから。ごめんね。』

コ「そっか、大丈夫！ありがとうね！」



(大丈夫。そう遠くないうちに、彼に会えるよ。)

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