【名探偵コナン】転生したので、黒の組織に入って救済します。2

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帰りがけになると、沖矢さんは少年たちに話しかけ、阿笠邸に行くことになった。

哀「なら、凛花さんも一緒に来ない？」

『エッッッ。……悪いけど今から帰ろうと…』

哀「お願いよ。一緒に行きましょう？」

(ヴッッッ。可愛すぎる。)

『わかったわ。一緒に行くね。』



沖「しかし、広い家ですね。ここにその子と2人で？」

阿「ああ、そうじゃが。」

沖「じゃあもう1人増えても問題なさそうですね。」

沖矢さんが同居を願うが、哀ちゃんが断固拒否をしたので叶わなかった。

コ「じゃあ新一兄ちゃんの家使いなよ！許可は後で取っておくから。」

反対する哀ちゃんを押し切り、沖矢さんは工藤邸に住むことになった。

『哀ちゃん、これ私の電話番号とメールアドレス。男ばっかでいやになっちゃうでしょ？何かあったらすぐに相談してね。小さな事でもいいから。』

そう伝えて、シルバーブレッドが2発揃った危険地帯から離れた。



翌週、ウェルカムバーガーでご飯を食べていると、蘭ちゃんと園子ちゃんに会った。

工藤邸に掃除に行くそうなので、手伝いをしに一緒に向かった。

蘭「家の中、涼しくない？」

『ああ、それは…』

説明する前に蘭ちゃんは走り出した。

そして物音がした洗面所の扉を開けると、そこには沖矢さんがいた。

園「ちょっと！その人泥棒？」

沖「あ、いやぁ…。」

蘭「園子、凛花さん下がってて。」

『あ、蘭ちゃんちょっと！』

問答無用、蘭ちゃんが蹴りを繰り出すと、沖矢さんは食らったフリをして倒れ込んだ。

(撃たれた時もそうだけど、本当に演技が上手いよなぁ。感心するわ。)

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