【名探偵コナン】転生したので、黒の組織に入って救済します。2

story：70 キール ページ21

ドーンッ

赤「う！…ぅは。………はぁ、はぁ、はぁ。」

赤井さんは苦しそうに前屈みになる。

ジ「頭だ。頭に弾丸を撃ち込め。」

キールは赤井さんに近づき、頭に銃を向ける。

赤「まさか、ここまでとはな。」

(キャアアアア！！！！！やばいカッコいい！このシーン見れてよかった！生きててよかった！赤井しゃんありがとう！ごちです！)

心の中で合掌しながら、映像を見続ける。

キ「私も驚いたわ。こんなにうまくいくなんて。」



パァンッ

赤「ぅぅん！」

撃たれた反動で、赤井さんは運転席に倒れる。

ジ「キール、後始末してずらかれ！」

キ「了解。」

キールは時限爆弾を置き、その場から去る。

(こうやって世界に入って体験すると、本当にすごいな。こんなに頭の回る優秀なジンを欺くとは。2人の頭脳と、ライとしての経験のおかげだな。)



ポルシェを走らせながら会話する。

『ライ、死んだね〜。』

ジ「ああ、死んだな。」

『んじゃ帰ろっか！』

ジ「せっかくヤツが死んだ記念日なんだ。今日は付き合え。」

『いいよー。じゃあ悪いけどウォッカ降りてね。』

ウ「わかりやした。」



ウォッカが降りた後、会話を続ける。

『ボスにシルバーブレッドと言わしめた男が、こんなあっさり死ぬなんて。つまらない。』

ジ「ハッ。生きて組織に仇なすよりいいだろ。」

『それもそーね。死んでくれてよかったわ。なにせ胸を2発も撃たれた恨みがあるから^ ^』

ジ「着いたぞ。今日は祝杯を挙げようじゃねぇか。」

『フフッ。今夜は特別、美味しくなりそうね。』

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