story：52 ページ3
カチャ……カチャ……カチャ
ロッカー室を通路づつ回ったが、人は誰もいなかった。
結局見つからず、3人で出口に向かいながら話す。
『雇われた人は逃げちゃうし、結局僕ついてきただけじゃーん。アホらし。』
ジ「悪かったな、こんな茶番にわざわざスティンガーをつき合わせて。」
『今からバーに連れて行ってくれる？』
ジ「ああ、いいぜ。」
『それじゃウォッカ、バイバーイ！………あぁ、落し物したから取ってくる。ジン、車乗っててよ。』
小走りにロッカー室に戻り、コナンくんのいる0219に隙間から手紙を入れ、その場から離れる。
『おまたせ！』
ジ「乗れ。」
『今日はたくさん飲むから、潰れたら運んでねー。』
ジ「仕方ねぇな。」
朝、灰原哀がコナンを探しにきて、0219のロッカーを開けると、そこには目を覚ましたばかりのコナンと、手紙があった。
哀「何してるの？早く出てきてよ。」
コ「あ、ああ。」
哀「この紙何？」
コ「さぁな…。」
手紙を開くとそこには、「This is a loan，a little detective. from Stinger」と書いてあった。
コ「これは貸しだよ、小さな探偵さん。スティンガーより。……クソッ！わかってたのか！」
哀「スティンガー！不味いわよ工藤くん！！」
コ「わかってるよそれくらい！」
哀「あなた、どこまでスティンガーについて知ってる？」
コ「俺がアポトキシンを飲まされた時にいて、ピスコの事件の時にもいたヤツだろ！」
哀「そうよ。でもそれだけじゃない。ジンやベルモットと同地位の幹部であり、誰よりも謎に包まれているメンバー。」
コ「……。とりあえず今は帰ろう。話はそれからだ。」
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nekonatsu6(プロフ) - これからも応援してます。頑張って下さい！ (2021年9月28日 14時) (
レス) id: d11df75cc6 (このIDを非表示/違反報告)
nekonatsu6(プロフ) - めっちゃ面白いですね！ちょっと聞きたいんですけど、救済って諸伏くんだけですか？他の松田くんとか萩原くん、伊達くんは生きてるんですか? (2021年9月28日 14時) (レス) @page9 id: d11df75cc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：池鎌 | 作成日時：2020年6月2日 8時
