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ジ「悪かったなぁベルモット。あの老いぼれのサポートをするために、わざわざ読んだというのに。」
べ「本当、せっかくハンカチを渡してあげたのに。死んで正解だったわね。」
『それなら僕も可哀想じゃない?ピスコは犯人だとバレて、シェリーも逃して。退屈だったなー。』
ジ「てめぇは自分で来たんだろうが。」
(そういえば今回は任務じゃなくて自分から行ったんだっけ?)
べ「それより、気にならない?小娘とつるんでるその男。」
ジ「ああ、見てみたいもんだ。その面を。」
べ「ええ。恐怖に歪んだ、死に顔をね。」
『これからアメリカに帰るのー?』
べ「いや、しばらく日本でのんびりするつもりよ。ちょっと引っかかることがあるしね。」
『え、ほんと?では今度一緒にお出かけしませんか、レディー?』
べ「ええ、いいわよ。」
『どーもー。』
ベルモットが気になっているのは工藤新一について。
それを調べるために帝丹高校の新出先生として潜入する予定のはずだ。
『えっ、蘭ちゃんお姫様役やるの?』
蘭「やっぱ私には似合わないですよね?」
『いいえ!いいと思うよ。絶対に可愛いわ。因みにお姫様ってことは相手がいるのよね?誰なの?』
蘭「騎士役を園子がやる予定だったんですけど、怪我をしちゃったから新出先生になったんです。」
『あら、園子ちゃん残念だったわね。当日は劇見に行くから、頑張ってね。』
(身体が戻った新一くんが黒衣の騎士として謎解きする事件だったよね?ベルモットがいるなら接触してみよっかな〜。)
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作者名:池鎌 | 作成日時:2020年5月31日 10時