story:35 10億円強盗 ページ36
プルルルルルッ
『はい?』
ジ「どこにいる。」
『米花駅ー。』
ジ「待ってろ。」
『ん、ありがとねっ。』
明「どこにいるの?出てきなさい。」
『ここにいるよ〜。』
明「あなたは…」
ジ「こいつはスティンガー 。お前でも聞いたことはあるだろう。」
明「あなたが、スティンガー?」
『そうだよ!そんなことより早く鍵ちょうだいよー。』
明「その前に妹よ!」
ジ「そいつはできない相談だ。妹はお前と違って組織に必要な人間なんでな。」
明「じゃあ貴方達最初から!」
ジ「フッ。さぁ、最後のチャンスだ。金のありかを言え。」
カチャ
明「甘いわね。私を殺せばわからなくなるわよ。」
ジ「甘いのはお前の方だ。コインロッカーの鍵を持っていることぐらいわかっている。言っただろ。最後のチャンスだと。」
『待って!』
ジ「なんだ?この女が死ぬのが嫌なのか?」
『違うよ。襟をよく見ると何か付いてる。宮野明美、動くなよ。……これ、多分発信機だ。』
ジ「めんどくさいことになった。さっさとやるぞ。」
『はいこれ、僕は用意がいいからねっ…サイレンサー付きの銃。』
パシュッパシュッ
ジンが2発撃ち、宮野明美は倒れた。
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作者名:池鎌 | 作成日時:2020年5月31日 10時