story:26 小さくなった名探偵 ページ27
アメリカでデータを入手して、日本に着き、ジンのところへ向かった…
『久しぶりだね、ジン。これがデータだよ!』
ジ「ああ、久しぶりだな。」
『あと、しばらく日本にいることにしたから、せっかくだし取引付いていっていいでしょ?』
ジ「かまわない。勝手にしろ。」
『ありがとね〜。』
取引当日。
(この3人で遊園地ってカオスだなー。)
なんて思いながら、ポップコーンを食べていると、視線の先に新一くんと蘭ちゃんを見つけた。
2人とも互いの距離感をどう掴めばいいかわからないらしく、初々しくて可愛らしい。
ジ「おい。ジェットコースター乗るぞ。」
『え、ほんと?』
ジ「ああ、いい眺めだからな。」
『男3人でジェットコースターはきついから、僕は待ってるよ!ポップコーン食べてたいし。』
そう言って2人だけで行かせ、暇なので待機中のキャンティの元へ行く。
『やぁ、キャンティ!久しぶりだね。』
キャ「久しぶりだね、スティンガー。会えなくて寂しかったよ!」
『もちろん僕もだよ〜。今度一緒に射撃でもしようか。コルンも一緒にね!』
キャ「あんたといるのは楽しいけど、あたいより上手いんだから嫌になるよ。」
『いやぁ、最近してないからどうだかね。』
キャ「ま、予定空けとけばいいんだろ?」
『うん、よろしくね〜〜。あ、ジンからだ、キャンティ撤収でいいってさ。』
キャ「なんだよつまんない。一緒に帰るかい?」
『いや、僕は元々取引を見に来たからねっ。ここで帰るわけには行かないよー。』
キャ「そうかい。それじゃあまたね。」
(さて、もうすぐ始まるな。新一くんには悪いけど、助かるわけには行かないからね。頑張ってね、名探偵!)
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作者名:池鎌 | 作成日時:2020年5月31日 10時