【名探偵コナン】転生したので、黒の組織に入って救済します。 (ページ3)

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(え、え、え？誰この超絶可愛い女の子？どう見ても私だけど、私こんな可愛くないんですけど？)

混乱していると、さっきの女性が様子を見にきた

？「どうしたの、エラ？おっきい声出して？」

(この反応、さっきの「パパ」というか発言からもしかして…)

『マ、ママ？』

マ「はぁい、どうしたの？」

(……やっぱり…)

『なんでもない！！虫がいるかと思っただけ！』

と、無邪気に笑えば、お母さんは安心したようでキッチンに戻っていった。

今のこの状況から考えるに、つまるところ転生というものをしたんだろう。

(ならその前に一言くらい言ってくれてもいいのに神様…。まぁいるかわかんないけど…。)

心の中でぶさくさ言い、食卓につくと、玄関から誰かが入ってくる音がした。

？「ただいま、お前、エラ。」

マ「お帰りなさい。あなた。」

『おかえり！パパ！』

完璧な満面の笑みでいうと、お父さんは嬉しそうにしていた。

両親の見た目から、実の親子であることは間違いないだろう。

しかし、しばらく生活して、どう考えてもおかしい点があることに気づいた。

１つは、家の中のある部屋には絶対に入ってはいけないこと。

これだけならまだ納得できる。

もう一つが問題なのだ。

私は、この家から出ることを禁止されている。

窓から日光を浴びているとはいえ、正直ずっと家にいるのは少し億劫だ。

ずっと外に出たいと思っていたが、その願いはすぐに、望まぬ形で実現することになった。