story:15 スコッチ ページ16
真純ちゃんと会って数週間も経たないうちに、私はウィスキートリオの教育兼監視を外れた。
3人はウィスキー内での任務はもちろん、ほかの幹部達とも任務をすることが増え、信頼が厚くなってきた頃。
その日私組織内のコンピューターを巡回してチェックしていた。
すると、ジンが最近個人で調べ物をしていたことに気づいた。
その内容は、スコッチの動向調査。
原作からすると、今年中にスコッチは殺される。
おそらくもうすぐ起きると見て間違いないだろうと思い、私はジンに連絡を入れた。
『最近暗殺の任務ばっかりで疲れたの。しばらくドイツに休暇を取るから!何かあったら連絡してもいいけど、あんまり見ないから、よろしくね。』
そう行って、私はドイツに飛んだ。
私の女性としての戸籍は、菅原 凛花。
父が日本人で母がドイツ人の設定なのでドイツ国籍だ。
ドイツにした理由としては、日本は安室透、アメリカは赤井秀一、イギリスにはメアリー世良がいるので、その3つは除外される。
ドイツその3ヶ国に並ぶ先進国なので、救済した人たちのセーフティハウスにしたというわけだ。
ドイツについた私は、早速家探しに向かった。
私の計画としては、救う人間はスコッチ,宮野明美,アイリッシュ,キュラソーの4人。
男女4人が住んでも申し分ない程度の広さが必要だが、、始めはスコッチだけなので広すぎるのも掃除が大変になる。
悩みながらもやっとセーフティハウスを決めた。
家には銃器やトレーニングルーム、変装道具などを揃え、私はまた日本に帰った。
ジンにバレないよう末端の人間に変装して、細心の注意を払いコンピューターを巡回する。
まだスコッチはノックと確定されたわけではないが、もうそろそろバレる頃だろう。
ジン,スコッチ,ライの3人の動向に注意しながら、スコッチの自決を絶対に阻止しようと心に決めた。
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作者名:池鎌 | 作成日時:2020年5月31日 10時