スプラトゥーンの小ネタとか短編 (ページ20)

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Ika(Ibパロっぽい何か) ページ20

「う…うぐっ…って、ここ何処だよ！？」
確かオレ、古代の美術館見て回ってたら急に人が居なくなって…
「『深海の世』って作品名調べてたら…叩き落とされたんだよな…って、あれはなんだ？」

机と花瓶。花瓶の中にはオレの目の色と同じピンク色のバラの花。
「持っていけって事か？で、下に書かれてる文字は…」
『そのバラ朽ちる時あなたも朽ち果てる』
『バラとあなたは一心同体命の重さ知るがいい』
「…どういう意味だ？…とりあえず先を急ぐか」
┄┄┄┄
「うぉっ！？…誰か倒れてるな…」
あれ、コイツ、どっかで見た気が…
「…って、コイツバラ持ってないな…」
さっきの机に書かれていた言葉を思い出す…
「…このままじゃコイツは……」
見殺しにする訳には行かない。
それならば…
「…生きてろよ、お前のバラ、取ってくるから」
┄┄┄┄┄
なんやかんやあり、青い服を着た…ニンゲン？みたいなやつからコイツのバラを取り返し、返しに来た。
「…う、うーん…あれ、苦しくない…って、な………今度はなんだい！？もう何も持ってないよ！！」
「うわっ！？違うっての！？」
「っ…あ、あれ？キミはもしかして美術館に居た…」
「あ、ああ…」
「そうだろ？ああ良かった！ボーイなのは置いておいて…ボクの他にも誰か居たんだね！」
「…とりあえず不安になるから倒れたまま話すの辞めた方がいいぞ」
┄
「そうかい…じゃあキミも、なんでこんなことになってるかは分からないんだね…ボクの方もだいたい同じさ」
「そうか…そういやそのバラ、まさか…」
「そうだよ、花弁をちぎられると自分の身体にも痛みが出てきてね…さっきは死ぬかと思ったよ、取り返してくれてありがとう、素人…いや、命の恩人にはそうは呼べないか」
素人。その言葉に何か引っかかる感じがした。
「おう、………で、とりあえずだな、ここから出る方法、一緒に探さないか？」
「そうだね…こんな気味の悪い場所、ずっと居たらおかしくなるよね」
「そう言えばまだ名前聞いてなかったな…お前、名前なんて言うんだ？」

「ああ、ボクは…あれ？な、名前だけが思い出せない…すまないね…」
「え？お、オレは……
お、オレもだ…」

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緑チームシリーズの「彼」と「彼」でibパロやってみました。(1部原作改鋳あり)
勘のいい人は2人の名前わかると思います(僕の推しだし)
このあとどこぞの○ー○○○ー○ー使いと夢主(ボーイ、メアリーポジ)と出会う。