今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:3,984 hit
小｜中｜大
story 3 . ページ3
_
今市side
ツアーが終了すると今までの忙しさが嘘だったかの様な
穏やかな日々が訪れる。
最近は日本に居るよりも海外に居る事が増えたのは
俺だけじゃなく他のメンバーにも言える事だった。
メンバー同士、偶然現地で遭遇する事も少なくないが、
それもそれで楽しみの一つでもあったりする。
そんな今回は珍しく岩ちゃんと滞在先が被り、
お互い深くは干渉はしないものの、暇な時にはラインで
メシに行こうだったり、飲みに行こうだったり
クラブに行こうだったり。
お互い気紛れに誘い合うくらいだった。
何日か前に行ったクラブには日本人はあまり居ない
隠れ家的な感覚になるクラブで…って事を
岩ちゃんにも言ったら海外に居る時くらいは
気にするのをやめたら何て言われたけど
それは無理な問題で。
とにかく、今回の滞在先ではその隠れ家的なクラブが
気に入っている。
夕方頃になると、暇を感じた俺は岩ちゃんにラインを入れていた。
{ 今夜、この間のクラブ行かない？あの隠れ家！(笑)
送信して閉じる間もなく、既読が付いたのでそのまま待つと
{ 俺もちょうど誘おうと思ってました！隠れ家って(笑)
{ いつもぐらいの時間に行きますね
と無事に約束を取り付ける事が出来た。
_
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 45人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：篤海 | 作成日時：2019年8月9日 13時
