文系少女は愛される (ページ5)

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少女の行方3 ページ5

3日後

サッチ「おい！あの眠り姫が起きたぞ！！」

ドドド

イゾウ「おい！邪魔だ！サッチ」
キングデュー「邪魔だ！」
サッチ「え！？」

大移動が始まった

実はみんな少女の見舞いが日課となり、
目覚めるのを楽しみにしていたりする

どドドドド
次第に近くなる足音

マルコ「おっ、来たな」

ガチャ

イゾウ「お嬢が目覚めたと聞いたがぁ…」

A「！」

あんなに顔が腫れていて原型が分からなかったが
少女の顔は幼ながらに出来上がっていた。

ｷｭﾙｷｭﾙな目はぱっちり、長いまつ毛、まだ腫れは引いていないのか右の頬に湿布が貼ってある。形の良いピンクの唇、あの可憐なナースにも引けをとらない、美しさだった

傾国美少女とはこういうことだろう

サッチ「か、可愛いすぎる……」

男性陣 (((ギィィ)))←新しい扉が開く音

マルコ「身体はだいじょぶそうか？」

A こくんと頷いた

サッチ「きゃわ……」

はァァと
ため息が出そうな可愛さである。

マルコ「俺はマルコ、お前は？」

A「……A」

マルコ「大丈夫そうだよい」

イゾウ「良かった…」

イゾウ「俺はイゾウ。お嬢、よく頑張ったな」
ポンポンと少女の頭を撫でる

サッチ「天使…？」
マルコ「さっきからうるせぇよい」

ドコドコドコ
団員「眠り姫が起きたって！？」
団員「か、か、」
団員たち「「「可愛い〜！！」」」

気がつくと部屋が人でパンパンになっていた

ナース「アンタたち！おだまり！！」

ナース「びっくりしたよね？今、熱測るからね〜」

ナース「それにしても、かんわいいー！！」
ナースは少女に抱きついた

団員「「「お前も人のこと言えねぇだろ！！！」」」

ナースが髪をとかしていると、

ナミュール「おい、オヤジが呼んでるぞ！」

マルコ「お、そうだった、目が覚めたら連れていく約束だった」

マルコ「大丈夫そうか？」

A こくん

マルコ「よし、じゃあ……」

イゾウ「まて、俺が運ぼう」
キングデュー「いや、俺が」
サッチ「いや、俺が！」

「「「いや、お前には任せられ/ん」ねぇーよ」ないよい」

マルコ「ここは医者の俺が運ぶよい」

イゾウ「……まぁ確かに……」
渋々承諾していた

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