文系少女は愛される (ページ4)

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少女の行方2 ページ4

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イゾウ「マルコ！！いるか？！」

マルコ「なんだよい？怪我でもしたのk……」

イゾウの腕の中で、ダランと腕を垂らした少女が

マルコ「早く医務室に運べ！」

ドタバタドタバタ

医務室にて

マルコ「何とか平気だが……」
横目で包帯だらけの少女を見て

マルコ「コイツのこの怪我はなんだよい？」

イゾウ「あの海賊団にやられたんだと」

イゾウはあの男の話を話した。

マルコ「診た限り、1、2年間くらい殴られてるよぃ」

マルコ「酷いのは腹だよい」

ペラっと服をめくる。
殴られ続け、黒くなり、タバコを押し付けられたせいで
ヤケドで肌がただれてしまっている

マルコ「何個か内臓が破裂してるよい」

イゾウ「！」
イゾウは見てられないと、目を瞑り俯いてしまった

マルコ「今は眠らせておかないと……」

マルコ「ナースたち、
、コイツの負担にならない程度に身体洗ってやってくれ」

2週間後

サッチ「まだ起きねぇな」

少女はまだ目を覚まさない。だが、まだまだ若い。
傷の治りは早く、だいぶ顔の腫れは引いた。

マルコ「脈も安定してるし、いつ起きてもおかしくないよい」

イゾウ「お嬢、綺麗な髪してたんだな……」
薄ピンク色の髪の毛。かなり傷んでいたため、短く切ってある

サッチ「眠り姫みたいだなぁ」

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