文系少女は愛される (ページ2)

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当たり前とは2 ページ2

、

船から大男が出てくる

白ひげ
「この島は今日から俺たち『白ひげ海賊団』の縄張りにする！」

「「「「うわぁぁぁ！！」」」」

ドッと住民から歓声が上がる

白ひげ「海賊団のアジトははどこだ？」

住民「あ、あそこです！！」

白ひげ「いけ、お前たち！」

団員「「白ひげ海賊団だー！」」

銃声が鳴り響き、激しい攻防となる

団員1「な、なんでお前らが……」

イゾウ「お前たちはちと暴れすぎた」

イゾウ「今日でお前たち一味は解散だ！」ドーン

だんだん敵も倒れ、残りはただ1人になった。

団員3「……頼みがある」
抵抗しないと、手を挙げた

団員3「助けて欲しいヤツがいる。」

そう言って男は案内を始めた。

イゾウは最初は疑ったが、
武器1つも持っていない男を見て、ついて行った。

団員3「ここだ」
部屋の前まで止まる、

ｷﾞｨｨっと扉を開ける

イゾウ「！」

そこには1人のボロボロの少女がいた。
年は10歳くらいだろうか？腕には鎖がついている

顔は原型が分からないほどパンパンに腫れ、身体は
痣だらけ。生きているのが不思議なくらいだった。

特にイゾウが驚いたのは目だ。

その目には光がない、
死人のような目に引き寄せられた。

イゾウ「……」

団員3「…コイツをお前たちの船に乗せてやってくれ！」

男は土下座をし、頭を地面につけていた。

団員3「こ、コイツ、本当に可哀想なんだ…
養子で、街でも仲間外れにされて、みんなこわがって、

こいつが

悪魔の実の能力者だから」

イゾウ「！」チラッと少女を見る

団員3「他の奴らはコイツに寄って集って、
殴ったり、食事もろくに与えず……」

団員3「お、俺は……

、弱くて、コイツを助けられなかった……」

涙ぐみながら話す男、

イゾウは少女の鎖を外し、少女を抱き抱えた。

イゾウ「…言い残すことはあるか？」
ｶﾁｬｯと銃を男に向けた。

団員3「…ない、」

イゾウ「そうか、」

そう言い、引き金に手をかけた。