当たり前とは ページ1
、
※暴力表現あり
数年前
この島はとある海賊団に奪われた。
今、島の住民たちは日々海賊に怯えながら生活している
今日も彼らのアジトから鈍い音が聞こえてくる
ボコっ！ドッ！
団員1「おいおい、どうしたお嬢ちゃん？」
団員2「こんなんで気絶しちゃってー」ドゴォ！
A「ｵｪ、ゴホゴホｵｪｪ」
団員1「吐くなよ、ゴラァ！！」
ガチャ(扉が開く音)
団員3「……やめとけぇ
そんなことより2人とも、船長が呼んでるぜ」
団員2「そりゃぁいけねぇ、」
すると、
ふかしていたタバコを彼女の腹部にジュッと押し付けた
そして2人は部屋を出ていった
団員3「……大丈夫か？今日もひどいな…」
そう言って彼は汚れている彼女の口の周りを拭いた
少ないが隠していた水や食料を与える
団員3「ごめんなぁ……、おれにもっと力があれば、
こんな…幼い女の子に……」
涙を流しながら、悔しそうに謝る彼。
無情にも彼の思いはひとりでに消えていった。
A(…………)
彼女の名前はA
彼女の腕は鎖に繋がれ、張り付けにされている。
金を払う事が出来なくなった人達の代わりに1年前連れていかれた。
こうして、彼らの道具として、毎日過ごしている
もう痛みを感じることが当たり前になっていた。
だが、当たり前は続かない
住民「！海賊船が来たぞ！？」
住民「あの旗は……？」
住民「白ひげ海賊団だ！！」
今日、運命が変わる
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作者名：第四者の作者 | 作成日時：2024年1月6日 10時
