INFINITE∞僕の初恋 ６章

母の手 ページ40

今日の仕事を終えて
自宅へ戻った際

自室にあるノートパソコンで試しに検索をかけてみた


そんなに噂になってるのかどうかって事を…



するとどうだろうか
自分が想像していた以上にファンの間で話題になってることを目撃した


中には私の写っている写真までアップされていて


やっぱり女性がマネージャーになっている事が
ファンには嬉しくないみたい


確かにそうだよね…好きな人の回りで女がウロウロしてたら
嫌だよね



母「Aー、ご飯の用意できたわよ」



「うん…すぐ行く……」



みんなのマイナスになるような事だけはしたくない




母「――？Aどうかしたの？」




「ぅん……あのさ…しばらくしたら、また定時で帰れるようになるから」



母「あら、そうなの？あー韓国でしばらく活動するって？」



「――ううん、違うよ…来月からツアーだってあるし」



横目で母の様子を窺うと不思議そうな顔をしているので
息をついてから

インフィニットの担当を外れる事になりそうだと


すると母は少し重い表情をしていたけど
微笑みながら「そう…、じゃぁこれからは一緒に料理作ったりしましょうね」
そう言いながら私の肩にそっと手を置いた


母の手がとても温かくて
触れている部分から母の思いや温もりを感じることが出来た



「――うん」

正式決定→←終わりは突然に…

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