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終わりは突然に… ページ39

カメラのシャッター音と監督さんの声だけが響くスタジオに
入ってきた人影に気付いて
顔を向けると
そこには…

今はまだ…顔を合わせたくなかった人が立っていた。


周りにいたスタッフに挨拶をした後
まっすぐに私の方へ向かってくる




高橋「――仕事中にすまんな」


「お疲れ様です…」



高橋「ちょっと席外せれるか?」



「はい…」




スタジオの出入口へ向かう高橋さんの後ろを歩いていく


高橋「そこで待ってて。コーヒーでいいか?」



「あ…はい」



スタジオを出て通路を進んでいった先にある自販機に向かう高橋さんを
同じく通路に設けてあった長椅子に腰を下ろした




コーヒーを2つ手にした高橋さんが私の横に座る

でも全然喋ろうとしないから
思わず高橋さんの横顔を見ると
すごく神妙な面持ちをしていて

なんとなくだけど
“良くない事”が
感じ取れた




高橋「――上代……お前に限って…担当アーティストに手…、出してないよな?」




「――え?」



手…

思い当たる節が……


この前、思いっきりソンジョンさんの頬叩いたわ

それを見られてたって事?



「あの…っそれは」
高橋「ファンから苦情が着ててな…まるでカップルみたいだって」



え…?
もしかして…
この前の件じゃない?


高橋「――実はな…これは随分前から言われてたんだが特に最近多くてな」



スキンシップが多いのは分かってたから
こうなる事だって予想出きてたのに…

私のミスだね




「――私はどうしたら…」



高橋「言い難いんだが…担当を外れてもらうことになる」



「!!……いつまで彼らと一緒に」



高橋「来週の会議で正式に決まると思うが、決まれば来月いっぱいだ」




「!?来月…」



今月だってもう3日しかないのに…



「私の後は誰が…?また彼女が?」


朋美ちゃんがまた彼らの担当する姿を黙って見てられる訳が無い



高橋「いや、それはない。しばらくは俺が見る事になるだろう」


そっか…良かった
高橋さんなら、きっと彼らをもっと上に上げさせてくれるはずだもんね



「…分かりました」



来月…
来月の終わりにはツアーが始まるのに

母の手→←違和感 SJside


ラッキーアイテム

革ベルト


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設定タグ:INFINITE , ソンジョン , ユル☆   
作品ジャンル:タレント
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かのか(プロフ) - 最後まで、付き合います!!!! (2013年4月23日 14時) (レス) id: 071643b309 (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - やーーだーーー!!!!(ToT)このままお別れは悲しい~~!せめて、ジョンことちゅうでも!もう、恋仲にはなれないの? (2013年4月20日 7時) (レス) id: 071643b309 (このIDを非表示/違反報告)
せな(プロフ) - もうおわってしまうんですね(ノ_・、) つづき楽しみにしてます (2013年4月19日 19時) (レス) id: d2cb6a7f98 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃみに☆(プロフ) - かのかさん» はいぃお別れの時がついに来てしまいました>< (2013年4月19日 14時) (レス) id: 77c4b8fedd (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - はう。お別れの時が……(T_T) (2013年4月18日 16時) (レス) id: 071643b309 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃみに☆ | 作成日時:2012年9月4日 17時

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