やっぱり好きなんです ページ24
宿舎のあるマンションの前の道路に車は停車した
「――すみませんでした…っ」
高橋「……はぁ。次はこんな事あったら処分も考えないといけないからな?」
「はい…」
高橋「あ、座席の後ろにある紙袋取ってくれ」
「え?あ、はい」
助手席に座ったまま身体を捻らせて後部座席を覗くと
A4サイズの紙袋があったので
取っ手を掴んで持ち上げ
自分のひざの上に置いた
「…これ何ですか?」
高橋「今日、上に上がった時に持ってきてたやつだ」
「?」
紙袋の中を覗くと
ファイリングされた書類が
「これは…?」
高橋「俺がこの仕事についてから世話になってる企業のリストだ」
「え…」
高橋「俺の名前を出せば話なら通してくれると思う。契約出来るかはお前の腕次第だがな」
「!!…ありがとうございます!!」
紙袋をクシャっとなるくらいに抱きしめながら高橋さんにお礼を言った
すると頭のてっぺんに温かい感触が…
目線を上げると高橋さんの腕が私の頭に伸びていた
高橋「でも良かった。間に合って…」
「!!////」
ドクンッ
高橋「もう二度とこんな真似するなよ?」
ドクンッ…
「////はい…」
ドクンッ
どうしよ…
抑えていた気持ちが
また溢れてくる
高橋「でも傑作だったな!あいつの焦り様!あはははははっ」
ドクンッ…ドクンッ…ドクンッ
「…///た、たか…はしさん」
高橋「あ?」
「――き…」
高橋「え?何?」
やっぱり…私
「――好きなんです。高橋さんが…好き」
高橋「!!……上代」
ラッキーアイテム
革ベルト
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かのか(プロフ) - 最後まで、付き合います!!!! (2013年4月23日 14時) (レス) id: 071643b309 (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - やーーだーーー!!!!(ToT)このままお別れは悲しい~~!せめて、ジョンことちゅうでも!もう、恋仲にはなれないの? (2013年4月20日 7時) (レス) id: 071643b309 (このIDを非表示/違反報告)
せな(プロフ) - もうおわってしまうんですね(ノ_・、) つづき楽しみにしてます (2013年4月19日 19時) (レス) id: d2cb6a7f98 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃみに☆(プロフ) - かのかさん» はいぃお別れの時がついに来てしまいました>< (2013年4月19日 14時) (レス) id: 77c4b8fedd (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - はう。お別れの時が……(T_T) (2013年4月18日 16時) (レス) id: 071643b309 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃみに☆ | 作成日時:2012年9月4日 17時