お願い事 ページ3
あれからお母さんは私と口をきかなくなった。
「…お母さん…あの…」
母「……」
「……」
張り詰めた空間にずっといる事が出来なくて
2階の自分の部屋に戻る。
「はぁ…」
部屋に戻ると机の上に置いていた携帯のランプが点灯してることに気付く
不在着信“高橋さん”
「…はぁ…ちゃんと話さなきゃ…だよね」
携帯をまた机の上に置いて1階の母のところへ向かった。
お母さんは洗濯物をたたんでいた
「――お母さん…」
母「――何も聞きたくないわ」
「お母さんっ!!お願い聞いて!!」
洗濯物をたたみながらも私に背を向ける
お母さん…
「お母さん……」
母「もう何も聞きたくないって言って…っ!」
後ろから母を抱きしめた
「ごめんね…?お母さん…」
母「A…っ」
「お母さんの気持ち…分かってるよ?」
母「だったらまだ働くなんて…っ!」
「でも…でもね?お母さんだったら分かるよね?彼らがどれだけ努力してきたか…」
母「……」
「今まで頑張ってきた彼らだから…短い期間でも一緒に過ごした仲間だから…みんなの努力が水の泡になってしまうような事だけはしたくないの」
母「――っ…A」
「大丈夫!高橋さんだって注意を払ってくれるって言ってるんだし!それに…もう…お母さんに悲しい思い…させないから…だからお願いっ!!」
彼らをこんなとこで終わらせたくないの
抱きしめていた腕にお母さんの手がそっと触れた
母「――分かったわ…。でも条件がある」
「条件?」
母「毎日連絡をしてちょうだい」
「え?それだけ」
母「それと…今度もしSHINeeと共演する時があったらオニュのサインまた貰ってちょうだい」
「!!…う゛んっ!…ぜったい…もらってくる!(涙)」
ごめんね?お母さん…
そして…ありがとう。
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かのか(プロフ) - 最後まで、付き合います!!!! (2013年4月23日 14時) (レス) id: 071643b309 (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - やーーだーーー!!!!(ToT)このままお別れは悲しい~~!せめて、ジョンことちゅうでも!もう、恋仲にはなれないの? (2013年4月20日 7時) (レス) id: 071643b309 (このIDを非表示/違反報告)
せな(プロフ) - もうおわってしまうんですね(ノ_・、) つづき楽しみにしてます (2013年4月19日 19時) (レス) id: d2cb6a7f98 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃみに☆(プロフ) - かのかさん» はいぃお別れの時がついに来てしまいました>< (2013年4月19日 14時) (レス) id: 77c4b8fedd (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - はう。お別れの時が……(T_T) (2013年4月18日 16時) (レス) id: 071643b309 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃみに☆ | 作成日時:2012年9月4日 17時