INFINITE∞僕の初恋 ６章

居ない　ＳＪｓｉｄｅ ページ20

SJ「…ぐはっ」


思いっきりお腹を踏まれて目が覚めた


SJ『もうヒョン(怒)足どけてよ!!』


？「お？起きたか」


え…？
この声…
ヒョンじゃない

この声は…確か…


未だ腹の上に乗ったままの足を辿って視線を上げると

そこにいたのは

あの人…。高橋さんだった


なんて目覚めの悪い朝なんだよ


っていうか何で居るわけ？

リビングにある時計に目を向けるとすでに朝10時をまわってた


高橋「しっかし、すごい散らかり様だなー」

テーブルの上に下に転がる空になった酒瓶などを見る


SJ「……朝っぱらから何か用なんですか？今日はオフのはずですが？」


最っ低な起こし方をされて僕は機嫌がかなり悪いんだ!!


高橋「おぅ。上代知らないか？携帯にも出ないから来てみたんだが」


SJ「――部屋にいるんじゃないんですか？昨日、結構飲んでたから…」


高橋「んーーー。部屋はさっき見たがもぬけの殻だったぞ」


SJ「え？」


あれ？
昨日…ヒョン達にめちゃくちゃ飲まされてて
酔ったから寝るーー!!って
珍しく普通に喋ってAさんの部屋に入ってったはず…

どこ…行ったんだろ
買い物？
いや、それだったら携帯に出るでしょ？
家に戻ったとか？
でも…やっぱりそれだったら何かしら連絡があると思うし…


高橋「ふーん…君も知らないか」


SY『――もうなんだよ朝っぱらから…』

床に寝転がっていたソンヨルヒョンが頭を掻きながら体を起こした

SJ『ヒョン、Aさんが見当たらないんだよ』


SY『ふーん…。今何時ー？』


SJ『え？今10時過ぎたとこだけど…』


SY『じゃぁ待ち合わせ場所に行ったんじゃね？』


SJ『待ち合わせ？』


SY『あぁ、昨日電話でホテルがどうとか話してたし』


SJ『！？』


え…？


高橋「ソンヨル君、その話じっくり聴かせてもらおうかな？」

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