INFINITE∞僕の初恋 ６章

電話の相手 ページ17

電話の相手は
今日まわった1箇所のテレビ局バラエティ担当の男性PDさん
私が行った時
ちょうど手が離せないみたいで
軽い挨拶だけして名刺とCDを置いて帰ったとこだ…


PD「実はですね？上代さんが帰った後CDを聴かせてもらったんですが、とても良い曲ですしグループのみなさんもとても個性的でバラエティに向いてると思うんですよ」


「！ありがとうございます！」


うわぁ〜♪嬉しいっ！
ちゃんと彼らのこと分かってくれる人が増えるって♪


PD「それでぜひ、うちの局の番組に出演してみませんか？」


「えっ？ほんとですか?!ぜひお願いします」


PD「分かりました。では…明日、契約の書類を渡したいので」


「局にお伺いしたら良いですか?!」


PD「いや…っ、私ですねー家が遠くて今、局の近くのホテルに泊まってるんですよ。なので上代さんが良かったらホテルの1階にあるカフェで会いませんか？」


「…え」


ホテル…


PD「あ、別に嫌ならいいんです！」

「いえっ！そんなこと…ないです。お伺いします。何ていうホテルですか？」

PD「シャインホテルです。じゃぁ明日朝の10時とかどうですか？」

「分かりました。シャインホテル…10時ですね？」

PD「はい。じゃぁ明日お待ちしてますね」

「はい。失礼します…」


通話を終え携帯をキッチンのシンク台に置いて
パッと顔をあげると
そばにまだいたソンヨルさんと目があった


「あ…えっとソンヨルさん、まだ何かいる物ありましたか？(苦笑)」


SY「――いや…？あ、そうだ。俺の入れた海苔入ってなかった？」


「え？あ、はい。ちょっと待ってくださいねー…」


確かさっき冷蔵庫に入れちゃった気が…


冷蔵庫を開けると、やっぱり一番上の段に収めてあった


私はそれを取り出してソンヨルさんに手渡すと

少しだけ頷いてからみんなが座ってるとこへ戻った。

相談→←マッコリ

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す