INFINITE∞僕の初恋 ６章

マッコリ ページ16

無事、なんとか全員連れて宿舎に戻ると
メンバーはみんな各々に宴の準備を始めた

一人は買ってきた仮装グッズを取り出して試してみたり

一人はもうお菓子を広げて食べ始めたりと(苦笑)

私は買ってきたものの中から冷蔵庫に入れておかないといけない物を
探してキッチンに持って整理していた。


袋を漁っていたらマッコリの大きいサイズの物が2本も…


「…誰がこんなに飲むんだろ……」


手に取ってみていたら

背後からひょいっと持っていたマッコリが取られた


SK「Aさんも飲むよね？だとーコップは7個でいいんだっけ？」


「え？私は遠慮します(苦笑)っていうより、こんなに飲むんですか？喉に影響とか…」


そもそも私はマッコリというお酒があまり好きじゃない

最近は色々な種類のものが出回ってるから美味しいのもあるのかもしれないけど

最初に飲んだ時の味があまりに私の口には合わなかったからな…


WH「もうAー！これくらいじゃー大丈夫だって♪それに明日はオフでしょ？Aだってここに泊まるんだし！飲もう飲もう〜〜♪」


「はぁ…分かりました。じゃぁちょっと準備しててください。私ちょっと下の自販機へ行ってくるので」


ジュースで割って飲んだら少しは飲めるかもしれないからね


WH「えー何買うの？」

SK「なんで店行った時に買わなかったの？」


「あははは(苦笑)忘れてたんですよ。ちょっと行ってきますね」


私の分まで経費で落とすわけにはいかないじゃない…


SK「気をつけてね」


財布だけを手に持って下の階にある管理室横に設置してある自販機で
桃のジュースを１つ買ってみんなのいる部屋に戻った


玄関のドアを開けると修学旅行に来た子供達が騒いでるかのような
賑やかさがあった


「戻りましたー…」


SY「あ、Aさん」


ソンヨルさんが近づいてきた。しかも私の携帯を片手に…


SY「さっき携帯鳴ってた」


「あっありがとうございます」


ソンヨルさんから携帯を受け取って着信履歴を見ると
登録されてない番号からかかっていたみたい


誰だろ…

考えてみたけど、思い当たるとこはなくて

もしかしたら仕事の連絡かもしれないと思って

その場で掛け直した

電話の相手→←忘れ人

ラッキーアイテム

革ベルト

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