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体育祭が終わってもうすぐ夏休み
なんっにも変わらない毎日を過ごしてた私達も進路とか考えないといけない訳で
大倉「Aは塾とか行かんの？」
「うーん、塾行ってまで行きたい学校が無いんだよね」
皆がどこの学校行きたいとか決めてる中、私は行きたい学校もないし自分の学力で入れるところがあればいいかななんて適当に考えてる
大倉「ま、A頭ええもんなー」
隣でため息をつきながら進路希望用紙を眺めてる大倉は勉強が苦手だから夏休みから塾に行くらしい
今年の夏で大倉と過ごせる夏は最後かもしれないのにな、なんて若干寂しく思いつつも勉強頑張ってる大倉を応援したい気持ちもあって私の気持ちはぐらんぐらん
そんな私の気持ちなんて置いてけぼりに夏休みはやってくるもので
安田「じゃあみんな勉強頑張ろうなー！」
丸山「ばいばーい！」
大倉「LINEのグループ誰か動かしてやー！」
「ばいばい！」
一学期最後の登校日、私達は夏休みの約束を何もしないまま、このご時世SNSってものがあるし？なんて軽く考えてバイバイした
進路の希望はとりあえず近くて自分の実力に合ったところを書いて夏休みは社畜だななんて思いながらシフト希望を出した
どうせ大倉も忙しいし、なんて不貞腐れながら夏休みが始まる
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作者名：S | 作成日時：2019年1月13日 15時
