42 所詮小魚の戯れ言 ページ43
ジェイドに促されるまま
モストロ･ラウンジの中へ入った
入った途端に頭からイソギンチャクの生えた人が逃げ出そうとして此方に向かって走ってきて
違反生徒1｢邪魔だ！｣
ドンッ！
私はその生徒に突き飛ばされた。
通路の邪魔になってたのは悪いけど
突き飛ばすことはないじゃないか…
壁に勢いよくぶつかったけど咄嗟に受け身を
とったおかげで頭は打っていない
ただ背中が痛い。
これは少し言ってやらないと気が済まないな
｢ちょっと、邪魔だったのは悪かったけど
何も突き飛ばすことはないじゃない……か…｣
壁にへばりついたまま、その生徒の方へ向き
物申したら
違反生徒1｢………。｣
｢おぉぅ…｣
ジェイドに首根っこ掴まれて気絶していた。
(うわ…海のギャングやっぱ怖……)
ジェイド｢駄目じゃないですか。フロイド。
イソギンチャクを逃がしては。｣
フロイド｢ごめ〜ん。だってアズールの話
ちょー眠ぃんだもん。｣
アズール｢誰の話が眠いって？
それと、Aさん。大丈夫ですか？｣
｢………。え？あ、ウン、大丈夫…？｣
一瞬脳が理解に追い付かなくって疑問系に
なっていたけど何とか返事は出来た。
フロイド｢あー♪コオリウオちゃん。
壁にへばりついてんのヒトデみたいで
おもしろいねぇ♪｣
｢そ、そっか……ハハ…｣
何処をどう見て面白いのか。
やはりウツボには人の心が分からないのか…
↑(どこぞの王様みたいな喩えだね？)
違反生徒1｢ぅ……うぅっ…｣
｢あ、起きた。｣
ジェイド｢起きましたねぇ。Aさん
立てますか？｣
｢あ、はい。大丈夫です。｣
フロイド｢起きたんだぁ。
ねぇ、コオリウオちゃんをヒトデにした責任
ちゃんと取れよ。｣(ド低温威圧ボイス)
違反生徒1｢ﾋｯ！すみませんでした！！｣
｢ア、ウン、モウイイデス…｣
せめて何か言おうと思ったけどフロイドが
恐すぎてどうでもよくなった。
アズール｢Aさん、すみません。
VIPルームで待っていてもらえますか？｣
｢はい。待ってま｢お、おい｣……。｣
話を遮られたのでその人の方へ向くと
怯えた様子で私を見ていた
違反生徒2｢そいつと契約するのは危険だ！｣
違反生徒3｢そ、そうだ！今すぐ逃げろ！｣
違反生徒4｢お願いだ！助けを呼んでくれ！｣
必死に助けを乞う契約違反の生徒の姿が
少し怖くて声が出なかった。
ジェイド｢…行きましょう。｣
ジェイドに優しく背中を押され
モストロ･ラウンジの奥
VIPルームの中に入った。
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白雪なる(プロフ) - 夢主ちゃん、可愛いしカッコイイ…、好きだぁぁ(荒ぶり)、お話楽しく読ませて頂いてます！もしかしてですけど夢主ちゃんってアナ雪の子(？)ですか？氷、雪って書いてあったので…、もし違かったらごめんなさい。応援してます！ (2021年3月4日 7時) (
レス) id: 9e7382f731 (このIDを非表示/違反報告)
カド松(プロフ) - 「あ、ロシアだ」（一番最初の方）の顔文字が無意識かもしれないけどロシア君だぁ〜 (2021年2月20日 21時) (レス) id: 8d052b9284 (このIDを非表示/違反報告)
もっちり雪見アイスうさぎ(プロフ) - レオンさん» すみません！ありがとうございます！すぐになおします！ご指摘ありがとうございました！ (2020年8月16日 17時) (レス) id: 15f8b2e042 (このIDを非表示/違反報告)
レオン(プロフ) - 16話のリドルのユニーク魔法の名前ってoff with your headだと思います~ (2020年8月16日 17時) (レス) id: 51967af40a (このIDを非表示/違反報告)
もっちり雪見アイスうさぎ(プロフ) - うわさのまろ子さん» まさかのにゃんちゅう…鳴き声が独特になってしまう…！ (2020年7月14日 20時) (レス) id: 15f8b2e042 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もっちり雪見アイスうさぎ x他1人 | 作成日時：2020年5月22日 2時
