41 海の魔女の企み ページ42
成績発表の場には
二つの集団がある。
一つは、上位者に入って喜ぶ者
もう一つは
上位者に入れなくて泣いて崩れ落ちる者
成績だけでそこまでオーバーになるものか？
と、知らない人は呆れるだろう。
けど、私は知っている。
暫くして落ちて泣いた者の頭から
イソギンチャクが生えてきた。
リドル｢な、なんだあれは…｣
｢……リドルには関係ないよ。私にも。｣
リドル｢…A？｣
｢あれは、あの人達の自業自得さ。｣
そう、私には関係ない。
しかめた顔をどうにかして振り払い
いつもの様子でリドルのほうに振り返った。
｢帰ろっか、リドル。｣
今度テスト祝いにケーキでも食べようね。と
言ってリドルの背中を押した。
リドル｢……そうだね。一緒にお茶会でもしよう
そういえばトレイがAの好きなケーキを
聞きたいと言ってたんだ。｣
｢んー。ショートケーキが一番好きだよ。
あと、ガトーショコラもね。
リドルはどんなケーキが好きなの？｣
リドル｢僕は……タルトかな。｣
そんな他愛ない話をしながら寮へと戻った。
寮に戻った時、自分の携帯から着信音がなった
着信の相手はジェイド･リーチだった。
以前は期限付き雇用としてアルバイトをして
いたけど、自分から正式雇用して下さいと
Japanese土下座して頼んだのだ。┏〇┓
ジェイドからの話はその正式雇用にの話らしく
時間があったら来て下さいとのことだったので
今から行くことにした。
オクタヴィネル寮の鏡を通ると
ジェイドが待っていた。
話と言うのは、これから正式雇用になるので
制服を渡したいと言うことらしく
採寸したいらしい。勿論、学校制服の上から。
ﾍﾞﾂﾆﾅﾝﾓﾔﾏｼｲｺﾄｶﾝｶﾞｴﾃﾅｲﾖ､ﾎﾝﾄﾀﾞﾖ｡
ジェイド｢アズールから聞きましたよ。
成績優秀者になったそうですね。
おめでとうございます。｣
｢あ、ありがとう。
余り実感は持てないけどね。｣
ジェイド｢おやおや、随分と謙虚で｣
｢でも結果が良かったのは素直に嬉しいよ。｣
ジェイド｢そうですか。｣
そう話していると私の耳がジェイドの言葉を
拾った。
ジェイド｢……少し難航してるようですね。｣
その言葉に少しドキッとした。
ジェイドの言った難航しているは、契約違反の事だろう。
今ごろモストロ･ラウンジのほうでは
イソギンチャクの人達が集まっているのだろう
ジェイドを見つめると視線に気づいたようで
こう言った。
ジェイド｢少し…VIPルームでお待ち頂けますか｣
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白雪なる(プロフ) - 夢主ちゃん、可愛いしカッコイイ…、好きだぁぁ(荒ぶり)、お話楽しく読ませて頂いてます！もしかしてですけど夢主ちゃんってアナ雪の子(？)ですか？氷、雪って書いてあったので…、もし違かったらごめんなさい。応援してます！ (2021年3月4日 7時) (
レス) id: 9e7382f731 (このIDを非表示/違反報告)
カド松(プロフ) - 「あ、ロシアだ」（一番最初の方）の顔文字が無意識かもしれないけどロシア君だぁ〜 (2021年2月20日 21時) (レス) id: 8d052b9284 (このIDを非表示/違反報告)
もっちり雪見アイスうさぎ(プロフ) - レオンさん» すみません！ありがとうございます！すぐになおします！ご指摘ありがとうございました！ (2020年8月16日 17時) (レス) id: 15f8b2e042 (このIDを非表示/違反報告)
レオン(プロフ) - 16話のリドルのユニーク魔法の名前ってoff with your headだと思います~ (2020年8月16日 17時) (レス) id: 51967af40a (このIDを非表示/違反報告)
もっちり雪見アイスうさぎ(プロフ) - うわさのまろ子さん» まさかのにゃんちゅう…鳴き声が独特になってしまう…！ (2020年7月14日 20時) (レス) id: 15f8b2e042 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もっちり雪見アイスうさぎ x他1人 | 作成日時：2020年5月22日 2時
