22 芋っていうか……大根？ ページ23
私は今、
メインストリートで注目を
浴びている。
何故なら
ヴィル様に顔を押さえられているからだ。
何故そうなったか分からないけど
素直に経緯を語ろう。
確か二時間目の授業が終わり
移動教室のため、メインストリートを歩いてた
時だった。
ヴィル｢そこのイグニハイド寮生。
止まりなさい。｣
私含めメインストリートを通っていた我が寮生はビクッと震えながら止まった。
ヴィル様はイグニハイド寮生を見ると
探していた相手を見つけたようで
こちらに向かって来た。
すると私の目の前に来て
いきなり顔を押さえたのだ。
ヴィル｢アンタ一体……
どんなケアをしたらそんな潤い肌になるのよ！｣
あーそっち！そっちなのね？
てっきりすごい芋とか言われるかと思った。
いや、私は芋よりか大根のほうが似てるよね？
寒いところとか白いところとか。
｢ふ…普通に洗顔ソープで顔洗ってるだけです…｣
ヴィル｢他は。｣
｢特に……何も…｣
そう言うとヴィル様は膝から崩れ落ちた。
どうしよう、この状況……帰りたい。
寮に帰りたい
ヴィル｢アンタみたいなダイヤの原石が
なんでイグニハイド寮なのよ！｣
｢それはもう性格と魂の資質なので
仕方ないですよ。｣
バッサリ言ったけどそうだもの。
鏡はなんも間違ってないし、前世を入れても
パーフェクトイグニハイドだもん。
ヴィル｢なんで髪を揃えないの！髪は命なのよ！後ろを向く！｣
｢はっ、はい！｣
いつのまに周りの我が寮生は居ないし
なんかちらほらマジカメで撮ってる人がいるんだけど？出演料とるぞ？
ヴィル｢いい髪しているのに、なんでこんな扱いしてるのよ。全く……｣
｢そんなことを言われましても…｣
ヴィル｢アンタ名前は？｣
｢え？｣
ヴィル｢いいから答えなさい。｣
｢A・アナスタシアです…｣
ヴィル｢そう。できたわよ。｣
｢え、…っておわ!?なんか複雑な形してる｣
ヴィル｢アンタ編み込みも知らないの？｣
｢知ってますけどこんな複雑怪奇な編み込みは
知りません。｣
ヴィル｢怪奇は余計よ。
それで、私のことはちゃんと知っているでしょうね？｣
｢ヴィル・シェーンハイトさん…ですよね？
モデルをしてらっしゃる…｣
ヴィル｢そうよ。あぁ、その髪は夜まで外さない
こと。いいわね？｣
｢あ、はい。｣
ヴィル｢それと、転寮したくなったら何時でも
言いなさい。じゃ。｣
｢しませんよ…って居ないし…｣
リドル｢どうしたんだい？その髪。｣
｢ﾖｸﾞﾜｶﾞﾝﾆｬｲ…｣
23 ｢思い出｣ってやたら美化されてるよね→←21 そうだった。此処D世界だったわ
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白雪なる(プロフ) - 夢主ちゃん、可愛いしカッコイイ…、好きだぁぁ(荒ぶり)、お話楽しく読ませて頂いてます！もしかしてですけど夢主ちゃんってアナ雪の子(？)ですか？氷、雪って書いてあったので…、もし違かったらごめんなさい。応援してます！ (2021年3月4日 7時) (
レス) id: 9e7382f731 (このIDを非表示/違反報告)
カド松(プロフ) - 「あ、ロシアだ」（一番最初の方）の顔文字が無意識かもしれないけどロシア君だぁ〜 (2021年2月20日 21時) (レス) id: 8d052b9284 (このIDを非表示/違反報告)
もっちり雪見アイスうさぎ(プロフ) - レオンさん» すみません！ありがとうございます！すぐになおします！ご指摘ありがとうございました！ (2020年8月16日 17時) (レス) id: 15f8b2e042 (このIDを非表示/違反報告)
レオン(プロフ) - 16話のリドルのユニーク魔法の名前ってoff with your headだと思います~ (2020年8月16日 17時) (レス) id: 51967af40a (このIDを非表示/違反報告)
もっちり雪見アイスうさぎ(プロフ) - うわさのまろ子さん» まさかのにゃんちゅう…鳴き声が独特になってしまう…！ (2020年7月14日 20時) (レス) id: 15f8b2e042 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もっちり雪見アイスうさぎ x他1人 | 作成日時：2020年5月22日 2時
