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3話 ページ5

貴「中原さん!?なんでここに。」



中「丁度任m……仕事帰りで帰ろうとしてたら手前を見かけたもんで声を掛けたんだよ。」



貴「そうだったんですね!お仕事は何されてるんですか?」


私がそう聞くとバツが悪そうな顔をしたのは気の所為かな?


中「悪ぃな、あまり公には言えねぇ仕事だ。」



貴「は、はぁ。」


この時の私はそこまで深入りすること無かった。



中「手前は、探偵社員だろ?」


貴「な、なんでそれを?」


中「探偵社から手前が出てくるのが見えたんでね。」


中原さんは帽子のつばをギュッと握る。


貴「バレちゃいましたか。あはは……。」



中「なぁ、そういやこの間の借りを返して無かったな。この後空いてたら俺と付き合わねぇか?」



貴「へ?借り?」



中「傘貸してくれただろう。その礼だよ。」



貴「え、いいですよ!そんなお礼なんて!気持ちだけで……!」



中「借りを返さなきゃ俺の気がすまねぇんだ。空いてなきゃ別の日でもいい。返させてくれ。」




そこまで言われると断りづらいな……。



まぁ中原中也さんは悪い人では無さそうだし、
丁度暇だったからいいよね。



貴「分かりました。じゃあお言葉に甘えて」



中「あぁ、ありがとな。」







中原さんは嬉しそうにニヤついていた。







今思えばここからが悪夢の始まりだったのかもしれない。

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中也しゅき - 中也になにされてもいい✨はぁ〜😍大好き😆💕 (7月15日 17時) (レス) id: 098ad0566b (このIDを非表示/違反報告)
紅月ミレー - ヤンデレ中也様滅茶苦茶最高です(〃・ω・〃) 太宰治様も、滅茶苦茶最高です(〃ω〃) (2022年1月10日 10時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
無気力ラブ組(プロフ) - 続きお願いします! (2020年6月9日 1時) (レス) id: 96967fede0 (このIDを非表示/違反報告)
曇天に笑う - 続き書いて欲しい (2019年9月8日 18時) (レス) id: 96967fede0 (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新頑張って下さい! (2019年8月18日 14時) (レス) id: 0d8ec74b3f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:moka | 作成日時:2018年9月15日 13時

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