手前の全ては俺の物。

1話 ページ3

先日豪雨だったのが嘘みたいに晴れていた。


定時通りに出勤をして国木田さんに挨拶をする。


貴「おはようございます！国木田さん！」


国「おぉ、Aか。あの唐変木は知らんか？」



貴「太宰さんですか？見掛けて無いですよ。」



国「あの男はまた……ｯｯｯｯ」


国木田さんはいつも通り太宰さんが出勤時間通りに来ない事に万年筆を折った。





貴「わ、私探してくるんで国木田さんは仕事しててください！」





私は太宰さんを探しに出かけた。









？「忙しいんだなぁ…可愛いA」


誰かが私を偵察してるとも知らずに




_______________




貴「もう！太宰さん！いい加減にして下さい！国木田さん怒ってましたよ！」


太「もう〜なんて事してくれんのさ、折角心中が成功したかもしれないのにさ〜Aちゃんのせいで〜失敗したじゃないか〜。」




貴「そんなの知らないです！見ず知らずの人に心中申し込まなきゃいいじゃないですか！」




太「嫌だ！美女と心中する事こそが私の人生最大の目的でもあり理想なのだよ！」


貴「もう！そんな事言ってないでさっさと戻りますよ！」





駄々を捏ねる太宰さんを引き摺り探偵社に帰ろうとしていた。










中「なんで……ｯｯｯｯ！あの糞鯖なんかとAがｯｯｯｯ！？」

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