可愛がられる緑の天使

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青




ボール投げて遊んどったんやけど


望が遠くに飛ばしすぎて


俺とともで追いかける



ともと同じくらいの子と走ったら

ともくんは早い方やろうけど

俺と比べちゃったらかなり遅い


ボールを見失った




緑))「ぼーりゅ…どこいった？」


青))「わからへん…探そか」




しばらくキョロキョロ





？))「すんません、これですか？」





男性に声をかけられ差し出されるボール


それはさっきまで使ってたやつで





青))「あ、ありがとうございま…」





お礼しようと顔あげれば


めっちゃ驚いとる顔が


お互いしばらく見つめあってまった






緑))「りゅうしぇ〜ない〜」






そんなともの声で我に返る男2人




青))「あ、あったで？」


緑))「あ、ほんまや〜！」




あからさまにほっとしとるとも


ボールを受け取って遊びに戻ろうとする




緑))「りゅうしぇ〜!!」




大声で呼ばれて振り向く


まぁ、ともを後ろから抱き上げとって



ともからは顔見えへん状態



泣きそうな顔しとる





青))「とも…泣かへんの〜」


緑))「泣いてへん、もん…りゅうしぇ…」




俺に腕を伸ばすとも


なんやねん、可愛ええやん




？))「え、泣いちゃった？」

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