検索窓
今日:25 hit、昨日:0 hit、合計:43,708 hit

69. side GD ページ25

翌日。





今日は、連休前最後の仕事の日で。




メンバーはみんな、明日から束の間の連休だって浮かれてる。




俺は…やっとゆっくりAに会いに行く時間ができるって考えてた。







それから…メンバーに話すかどうかも考えていた。






ヨ「なあジヨン。俺たちに…話したいことあるんじゃない?」







仕事の前の楽屋。






ソファに座って考え込む俺に、不意に掛けられたヨンベからの一言。








『おま…』ス「えー!なんですかー!?気になりますー!」





タイミングがいいのか、悪いのか。
微妙なところではあるけど、ヨンベが助け舟を出してくれて。




そんな言い方をすれば、うちのマンネが食いつく事もお見通しで言ったんだろう。








『ったく…』




とは言ったけど、内心助かったって思ってるのは内緒。






『実は…』




これまでの経緯を全て、メンバーに話して。



いつになく真剣な声色の俺に、メンバーもみんな面持ちは真剣で。






『だから、Aは今、峨山病院にいる。あと3日以内に目を覚まさないと…』






そこまで言って、声を詰まらせた。





テ「そうだったんですね…」
ス「もっと早く話してくれたら良かったのに!」



『ごめん…なかなか言い出せなくて』



ヨ「でも手術は成功したみたいで良かったよね?一応は…」



『あぁ、まぁ…だけどAは』





テ「あと3日、、ですか…」




テソンのその言葉に、メンバー全員が押し黙る。





『それから…タプヒョンが言っていた事、やっと分かったよ』





さっきからずっと黙って聞いてるヒョンに、話を振ると



タ「分かるのが少し遅すぎたけどな(笑) まぁでも伝わって良かったよ。Aの事だ、きっとジヨンのもとに戻ってくるさ」






なぜか余裕があるタプヒョン。





根拠もない言葉だけど、年上の貫禄というか、そんな言葉に少し安心した。






タイミングよく、スタッフに呼ばれた俺たち。






あと3日。



残りの3日を、どう過ごそうか…


スタジオに向かう途中でも、そんなことを考えていた。

70. side GD→←68. side GD



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
203人がお気に入り
設定タグ:BIGBANG , 恋愛 , K-POP   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ÑoëL(プロフ) - 雪ノ宮深音さん» ハッ!外すの忘れてました(;;)ありがとうございます! (2017年12月9日 21時) (レス) id: 148b97988e (このIDを非表示/違反報告)
雪ノ宮深音(プロフ) - 実在する人物なので、オリジナルフラグを外した方がいいですよ!違反報告されます。 (2017年12月9日 19時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ÑoëL | 作成日時:2017年12月9日 4時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。