検索窓
今日:21 hit、昨日:0 hit、合計:43,704 hit

59. side GD ページ15

ス「ヒョン!!!ヒョン大変です!!!!!!」





今日の仕事は雑誌の撮影。




珍しく早めに楽屋に着いていた俺とヨンベだけど、やたらと焦った様子でスンリが楽屋に入ってきて驚いてるところ。





『なんだよ…朝っぱらからうるせぇ…「俺見たんです!!!!」』






俺の言葉を遮って、ものすごい勢いで話すスンリ。





『見たって…何を?まさか幽霊とか?(笑)』




そうからかう俺を無視して





ス「ヌナです!Aヌナを見たんです!!あれは間違いなくAヌナでしたよ!!!!」




そう、鬼気迫る表情で言った。





『お、お前、今なんて…』




ス「Aヌナを峨山病院の近くで見たんです!!1人で歩いてました!!!病院に入っていくところも見ました!!!!」




『それは…間違いないのか?本当にAだったのか?!』




俺の声にも、思わず熱がこもる。




ス「見間違いなんかじゃないです!だって、"Aヌナ!"って呼んだら振り向きましたもん!!」




『じゃあ本当に…』



ス「ホントですって!!でも何で病院に居たのかはわかりません……振り向きはしてくれましたけど、逃げるように走って行ってしまいましたから…」









A。




君は今、ソウルにいるの?


Aに…会いたいよ。





立ち上がって楽屋を飛び出そうとした俺を




ヨ「今行くのはマズイよ。もうすぐ撮影始まるし…」




そう言って止めたヨンベ。




確かにそうだ。

いくらAに会いたくても、仕事が入ってる。



レコーディングとか、編集とかならまだしも、
今日は撮影。俺だけ抜けるわけにはいかない。





『くっそ、何でこんな時に…!』



ヨ「ジヨン、落ち着けよ。撮影が終わったら会いに行けばいいだろ?病院にいるのなら、受付で訳を話して、連絡先教えてもらおう」




な?と、諭すような言葉に、大人しく座るしかなかった。




早く終わってくれ。




そんなことを思うのは、今日が初めてだった。

60.→←58.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
203人がお気に入り
設定タグ:BIGBANG , 恋愛 , K-POP   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ÑoëL(プロフ) - 雪ノ宮深音さん» ハッ!外すの忘れてました(;;)ありがとうございます! (2017年12月9日 21時) (レス) id: 148b97988e (このIDを非表示/違反報告)
雪ノ宮深音(プロフ) - 実在する人物なので、オリジナルフラグを外した方がいいですよ!違反報告されます。 (2017年12月9日 19時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ÑoëL | 作成日時:2017年12月9日 4時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。