46. side GD ページ1
『もしもし?ヨンベ?』
珍しく早めに帰宅して、1人でくつろいでいたときに
これまた珍しい、ヨンベからの電話。
ヨ⦅今どこ?話があるから会いたいんだけど⦆
いつになく真剣な、電話越しの親友の声色。
『今は家だけど…』
ただならぬ雰囲気を感じて、俺も少し身構える。
ヨ⦅わかった。今からすぐ行く⦆
『え、今からって……おいっ』
俺の返事も聞かずに、電話を切ったヨンベ。
どうしたんだよ…急に。
いつも穏やかなヨンベが、あんなに急いだ様子で電話を掛けてくるなんて、珍しすぎて。
何かあったのだろうか。
まさか、またスンリが何かやらしたとか?!
って、あれやこれやと考えを巡らせていると、
ピンポン、と鳴るドアホン。
『早かったな、本当に(笑)』
ドアを開けると、見慣れた親しい顔に安堵する。
ヨ「急いできたからね(笑)」
目尻を下げて笑う親友が、俺のために動いてくれていたなんて、この時の俺は知る由もなかった。
203人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ÑoëL(プロフ) - 雪ノ宮深音さん» ハッ!外すの忘れてました(;;)ありがとうございます! (2017年12月9日 21時) (レス) id: 148b97988e (このIDを非表示/違反報告)
雪ノ宮深音(プロフ) - 実在する人物なので、オリジナルフラグを外した方がいいですよ!違反報告されます。 (2017年12月9日 19時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ÑoëL | 作成日時:2017年12月9日 4時